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５１。 ページ16
「謝んないで。悪いのは、私だよ、心配かけたくなくて大丈夫って言ったんだもん…」
想いがいっきに溢れたように、伝えずにはいられなかった。
あの時、素直な気持ちを伝えていたら良かったって後悔してたから。
・
櫻井「俺も、ごめん。ニノとの事、実はすげー気になって。変な方に妄想してた(笑)」
照れて笑いながら、頭をわしゃわしゃ掻いては、また翔くんが謝る
・
『本当に、ごめん。でもさ、これが同じメンバーだからまだいいんだよね・・』って
少しだけ口角を上げて笑ったかと思えば、急に下を向いて黙ったままの翔くん
・
櫻井「あのさ・・・」
「ん・・・？」
櫻井「・・・もっと、俺に甘えてよ？Aさんは、俺の大切なヒトだから…」
そう言うと、何事もなかったようにふふって柔らかく微笑んだ
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作者名：花奈 | 作成日時：2014年9月26日 22時
