谷崎くんの台詞+拠点攻略に夢主が居たら ページ2
『本当にこんな所に探偵社居るんですかね…?』
「首領が居るって云ったんだから居るんだろ。」
ぼやき乍ら暗い通路を歩く
…と、
『………本当だったんですね。』
「…そうだな。」
視線の先には無数の監視
…成る程。
此れじゃあ襲撃はかなり難しいだろう。
と、突然銃が出てくる。
『!』
「俺が遣る。」
手前には不向きだろ?と小さく笑って
中原幹部が先を歩く。
『……判りました。』
そう云うが早いか、銃が破裂する。
監視映写機に出てこい、とだけ云って
先を進むことにした。
『探偵社は食いつきますかね?』
「嗚呼。甘い奴等だからな。」
『仲間に、って意味で云ってるなら
中原幹部も良い勝負ですよ?』
敵にも甘ェってことだ、と幹部が呟いた瞬間。
目の前に人の気配がしてきた。
二人……だろうか?
「手前は此処で待っとけ。」
そう云われ、反論しようとしたが、諦める。
あれは…与謝野女医と怪力の少年、かな。
確かに泣かせる人員不足だ。
空気が変わったので少し近付くと
手足を削ぐ、とか
何を企んでいるのか吐かす、等と聞こえてきた。
………否普通に無理だろう。
正直あの人が異能無効化出来ても
中原幹部が負けるなんてことはない。
ぼうっと眺めていると、
幹部が異能力を使っているのが見える。
『良いなぁ……。』
作戦も、調子よく進んでそうだ。
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まだ続きます
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作者名:こん | 作成日時:2019年2月17日 9時