X is＿＿?2

fourty ページ8

『これからも僕たちがステージに立てるように応援してください！！』

"キャーーーーーー""お疲れ様ーー！"

のるまんなのステージが終わって国プの皆さんに手を振りながら結果発表がされる部屋へと移る。

「緊張する〜」と口々に呟く皆。

『皆頑張ったから皆一位だよ』
と手を繋ぎながら励まし合っていると

「5...4...3....2...」

と目の前のディスプレイにカウントダウンが現れた。

僕の隣で「Aが一位だったらいいな」と呟くスンウが僕の手を力強く握ったのを見て胸が熱くなった。

一番最初に5位でヒョンビン4位ジャウォルの名前が上がった。2人ともパートは多くは無かったけどよく頑張ってくれた。よくやったね、と2人とハグをして、再び画面に集中する。

3位はジュノで、反応があまりなかったけど、良かったねと頭を撫でながら微笑むとヒョンのお陰ですと照れながら答えるジュノが可愛かった。

「ヨハンかAが一位だね」と僕とヨハンを見るスンウに『自分が一番上手だったくせに』とほっぺをつねってやる。
「痛い」と言いながらどさくさに紛れて腰に手を回してくるスンウを引き離していると「おぉ！！」というみんなの声が聞こえてきて、ディスプレイには残りの順位が発表されていた。

"1位 ハンスンウ
2位 キムA
6位 キムヨハン"


『わ..！スンウ！！おめでとう！！！』

自分が一位になる事よりも嬉しくて思わず抱きつく。
驚いて放心状態だったスンウがやっと僕の背中に手を回してきて、「Aありがとう」と呟いた。
『スンウなら一位なれると思ってたよ。』と背中を撫でる。

「ヒョン、ジャウォリもハグしたいですぅ」

というジャウォルの声に僕を名残惜しそうに開放したスンウ。
いつもリーダーとして皆を支えているスンウが報われたようですごく嬉しかった。

その隣で自分が最下位になってしまったにも関わらず「おめでとう！ヒョン達が1位と2位になる事願ってました」と言うヨハンは本当に良い子で、

『ありがとうヨハン、ヨハンは僕たちよりもずっと可能性を持ってる子だと思うから順位は気にしないでのびのびとやってほしいな。でも、次も負けないからね！』と伝えると「俺も負けないように頑張ります、でも次もヒョンと同じチームになりたいです」と耳を真っ赤にしながら言うヨハンが可愛くて僕から抱きしめた。



(ヨハニ(ヒョン)羨ましい...)
(なんか背中に視線を感じる..)
(ジュノとスンウヒョンがすごい顔でこっちを見てます...！)

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