【文アル】不仲な特務司書と審神者【刀剣乱舞】 (ページ6)

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0-3◆２人の担当ページ6

そこへやってきたのは、

萱草色(かんぞういろ)の髪に、紺青色(こんじょういろ)の瞳を持つ、2人と同じ背丈の男性だった。

？「初めまして。政府の命により参りました、東雲と申します。」

東雲は頭を下げる。
シェイアとブランも慌てて龍哉よりも深く頭を下げる。

東雲「お2人が特務司書様と審神者様になられるシェイア・ローズウェイ様とブラン・ローズウェイ様ですね？」

『はい。僕がシェイアです。』
「俺がブランだ。……だがまだなるとは言ってないぞ？」

その言葉に東雲は「ご心配いりません。」と返す。
『何か策があるのですか？』とシェイアが聞くと、

東雲「……また“一から”素質のある人間を探すだけですから。“物凄く”大変ですがね。」

と小さな声で、尚且つ早口で呟く。
2人はそうなったら申し訳ないなと思う。

東雲「……御ニ人は、もう最後の希望なんです！！」

東雲の言葉にシェイアとブランだけでなく、セレナ達まで驚く。

東雲「実は……「特務司書」も「審神者」も……選ばれる人物が女性ばかりで……顔の整っている男性がたくさんいる図書館と本丸を悪用されまくりましてね……。」

『ブラック図書館とブラック本丸ってやつですか？』

東雲「はい……そのせいでもう図書館も本丸も両手で数えるくらいしか残ってないんです。」
「マジかよ……」

東雲「報酬は倍払いますし、何不自由なく暮らせることを約束します……だからどうか！！」

『あの……僕達仕事が……』
碧「その時は俺達が代わりに司書業や審神者の仕事をします。」
『本当ですか？』
碧「我が主君には、苦労をかけたくありませんので。」

シェイアは優しすぎると胸を押さえつける。

「お前、腹黒いもんな。」
『黙れ』

東雲「どうでしょうか……？」
「なら、俺は賛成だ。」
『僕もです。』

その言葉を聞いた東雲は「ありがとうございます！！」と勢いよく頭を下げる。

ｾﾚﾅ「よかったわ……荷物をまとめなさい。」
ｽﾃﾗ「これからは、図書館と本丸で泊まり込みだからね。」

その言葉を聞いた2人は、部屋へ戻ることにした。
碧と紅羽も同行した。
東雲は、セレナとステラと話をすることに。

ノーヴァとスピカはいつも通りルナの様子を見に行く。