0-23◆兄の倍返し ページ26
『加州清光さん、五虎退さん、失礼しますね。』
加州「いらっしゃい。」
五虎退「どうしたんですか？」
『実は、ブランが文豪さんを勝t……自らの手で転生してくれたらしいので、僕もお返しに刀剣男士さんを転生させようと思いまして……。』
シェイアは笑っているが、すごく不機嫌である。
ｺﾝﾉｽｹ「かしこまりました！それではこちらの部屋へ……」
『え？僕が言い出したことですが、いいんですか？』
ｺﾝﾉｽｹ「はい。ブラン様が文豪様を転生しても良いのと同じく、シェイア様も刀剣男士様を転生しても良いんです。」
その言葉を聞き、専門の部屋へと移動する。
扉の後ろでは、2振りが心配そうにこちらを見ている。
『そうですね……では一気に10振りいきましょうか。』
ｺﾝﾉｽｹ「ではこうしてください。」
『はい。』
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燭台切「僕は、燭台切光忠。青銅の燭台だって切れるんだよ。……うーん、やっぱり格好つかないな。」
長谷部「へし切長谷部、と言います。主命とあらば、何でもこなしますよ。」
薬研「よお大将。俺っち、薬研藤四郎だ。兄弟ともども、よろしく頼むぜ」
鯰尾「俺の名前は鯰尾藤四郎。燃えて記憶が一部ないけど、過去なんか振り返ってやりませんよ！」
骨喰「骨喰藤四郎。すまない。記憶がほとんどないんだ」
小夜「僕は小夜左文字。あなたは……誰かに復讐を望むのか……？」
鶴丸「よっ。鶴丸国永だ。俺みたいのが突然来て驚いたか？」
山姥切「山姥切国広だ。……何だその目は。写しだというのが気になると？」
今剣「ぼくは、今剣！よしつねこうのまもりがたななんですよ！どうだ、すごいでしょう！」
歌仙「僕は歌仙兼定。風流を愛する文系名刀さ。どうぞよろしく」
『突然来られると凄いですね……圧が。あ、あと正確には僕は審神者ではないです。特務司書のシェイア・ローズウェイです。僕の双子の“弟”が審神者です。』
紅羽「そんなに？そんなに勝ちたいの？」
『当たり前です……よ……』
すると、今度はシェイアが倒れる。
紅羽「うぉっ！？……こっちも眠った。……主様の様子見ついでに行くかぁ……。刀剣男士達も来て。」
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作者名：月夜 | 作成日時：2024年2月5日 18時
