【文アル】不仲な特務司書と審神者【刀剣乱舞】 (ページ21)

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0-18◆4人の救世主ページ21

？『汝が特務司書という者だな？』
『……あなた……は？』

尾崎『我は尾崎紅葉。汝の窮地ということを知らされ、やってきたのだ。』
『まさか……碧さんが……』
尾崎『我だけではないぞ。』
『え？』

尾崎がシェイアを抱え、
先程の場所まで行くと……。

？『ほらほら行けよ、モモノハナ野郎！！』
太宰『ひぃぃ！わかりました！』

？『さあ、盛り上がってまいりました！』
志賀『あぶねぇぞ！退いた退いた！』

『……』
尾崎『我も行ってくる。少し休んでいるのだ。』

そう言って尾崎は、
侵蝕者の死角になる場所へシェイアを隠す。

そして、文豪達の元へ行く。

尾崎『さぁ、秋声のやり方でやってみなさい。』
徳田『それがわかれば苦労しないんですけど……』

よく見てみると、新美のところに少年がいた。
その少年は、黄色い髪に翠色の瞳だった。

？『キミも、一緒に戦おう。』
新美『戦う……？』
？『ここは、キミが作り出した想い(本)の世界だよ。』

少年がそう言うと、
新美は何かを思い出したような顔をする。

新美『そうだ……ぼくは……』

新美は兵十の落とした火縄銃を持つ。
すると、みるみるうちに姿が変わる。

キツネのような形をした帽子に、
黄色い手袋。
着物ではなく、また別の服装となる。

新美『ぼくはぼくの悲しみを越えなくちゃ！』

新美が侵蝕者を撃つ。
すると侵蝕者は悶えながら光を発し消える。

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.

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太宰『おい、シェイア！！大丈夫か！？』
『大丈夫……って言えたらよかったんですけどね。』
志賀『急いで戻るぞ！！』

志賀がシェイアをおぶる。
シェイアはその後、無事に元気になった。