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「ご、ごめんなさいコネシマさん！！」
「ワンワン！！！！」
「あ〜〜〜！！！言語能力まで奪われていらっしゃる！！！すみません！！！」
「ワン！！ワンワンワン！！！」
「ひ、ひぇ〜〜〜！」
小型犬に怒られて土下座するというなんとも摩訶不思議な光景だ。
コネシマさんはワンワンキャンキャンしか言わないけど怒っているのは明白で。
どちらかというと薬を盛った張本人の私よりも笑い転げている2人に怒っているようで。
二人ともヒーヒー笑いながら言葉も発せない状態のようだ。
「ちょっシッマ……！！あ！いって！」
「コネシマさんそれはダメです！！」
あまりに笑うシャオロンさんについにコネシマさんが噛みついた。
犬の牙ってすごい鋭いし！
慌てて引き剥がし、暴れると思いぎゅっと抱きしめた。
すると思ったよりも大人しくなる。
「……ん？もう大丈夫……かな？」
そう言って下ろすと直ぐにこちらに振り返って、しゃがんでいる私の膝にぽん、といわゆるお手をした。
こ、これは……！！
「これは……！！だっこを……要求されている……！？」
中身は成人男性でも今は犬！！
いや！今は中身も犬のはずだ！！！きっとそうだ！！
きっと一瞬のうちに中身も犬になったんだ！！
これは抱っこするしかない！！それ以外道はない！！
「やめとけA！そいつたかがAの小さい胸が当たって喜んどるだけや！」
「たかがと小さいが余計すぎる！！可愛いワンちゃんがそんな不純なこと考えるわけないじゃないですか！不純なのはどっちですかこのスケベ！！」
「それの中身はあのコネシマやぞ！？」
「ワンちゃんです！今はきっと中身もワンちゃんなんですよ！ね、コネシマさん！」
「……わん！」
「ぎゃああああ返事したああああああ！！可愛いいいいい！！！(発狂)」
「おいシッマ調子乗んなや、中身シッマやもんな！」
「……」
「返事せぇ！！」
わーぎゃーしてるうちにまたぼふんと煙がたち、その場に元のコネシマさんが現れた。
効果短っ！
もちろん成人男性をだっこするちからなんて私には無いわけで、その場に崩れ落ちてコネシマさんの下敷きになった。
ぐぅぇと女の子らしからぬ呻き声が出てしまったのは不可抗力です、女子力の問題じゃないと思います。
---
なぜかコネシマさんからは言いづらそうな口調で軽い注意だけで済まされた。
よくわからんけどありがてぇ。
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四ツ目神信者（笑）(プロフ) - ちょこちょこ入ってくるネタがツボに入って辛いですｗｗｗ応援してます！ (2019年8月23日 18時) (
レス) id: 6078fac12b (このIDを非表示/違反報告)
柚月(プロフ) - あさん» ご指摘ありがとうございました。探すのに時間がかかり返信が遅くなってしまい申し訳ございません。これからもぜひよろしくお願いします！ (2019年7月11日 22時) (レス) id: b56924dbb1 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 間違いだったらすいません (2019年7月6日 13時) (レス) id: 9202ab28fa (このIDを非表示/違反報告)
あ - じっと見つめられる瞳は思い…誤字ってます (2019年7月6日 13時) (レス) id: 9202ab28fa (このIDを非表示/違反報告)
さなろ(プロフ) - めっちゃ面白いのでリクエストして見たくなりました！ (2019年5月11日 10時) (レス) id: 84ef21ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚月 | 作成日時：2019年4月16日 5時
