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ん？
んんん？？？
「あー！？はらぺ〇あおむしだー！えーまじかぁ！この世界にもあるんだ！」
なんだか、私が住んでた世界のものがあるというのはテンションが上がるもので、さらにそれが好きなものとなると爆上がりなもので。
この絵本めっちゃすき！小さい頃お金ないからあんまり絵本買ってもらえなくて、でもこの絵本だけはお母さんが買ってくれて、毎晩のように読み聞かせてくてた。
不思議なもんで飽きなくて、1人でも読んでたなぁ。
読ませる相手居ないのに読み聞かせる練習とかしてたなぁ……昔の私は穢れてなくて純粋だったのに、今は……いや、やめておこう。
…でも、絵本の癖してめちゃくちゃ高い位置にある。取れねえじゃねぇか。あの本の対象年齢何歳だと思ってんだよ。
「くそやろ！」
ぴよんぴょん飛んで取ろうとするもかするだけで全然だめ。
言っとくけど私はチビじゃないからな。160あるからな。普通だからな。むしろ高いくらいだからな！！
よし、次のジャンプで……と屈んだ、のだが。
「危ないですよ！」
そういってエーミールさんに腕を掴まれた。
あ、そっか、棚倒れたら大変だよね……。
「ご、ごめんなさい」
「……あの絵本ですか？」
「は、はら〇こあおむし……」
絵本を必死に取ろうとしてることを思い出し、恥ずかしさから小さな声で言うとひょいっと取って渡してくれた。
くそ！イケメンが！！でも手の中身はは〇ぺこあおむし！！
「私も小さい頃はよく読んでました」
「え、意外。小さい頃から哲学の本とか読んでそ、あ、ごめんなさい偏見ですよね……」
「いえいえ、お気になさらず。それに、実際そうでしたから」
「(ひぇ……恐ろしすぎる)」
驚愕しながらも、エーミールさんはそんな視線に気づかず優しい手付きで本を撫でる。
うーん、日記とかアルバムとかだったら絵になるんだけど、なんせ手にはあの〇らぺこあおむしだからなぁ……いやいいんだけどさ。
全体的に色素が薄いエーミールさんとあの原色カラーのあおむしはどうも、こう、ね？
……存在感が偏るよね……。
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四ツ目神信者（笑）(プロフ) - ちょこちょこ入ってくるネタがツボに入って辛いですｗｗｗ応援してます！ (2019年8月23日 18時) (
レス) id: 6078fac12b (このIDを非表示/違反報告)
柚月(プロフ) - あさん» ご指摘ありがとうございました。探すのに時間がかかり返信が遅くなってしまい申し訳ございません。これからもぜひよろしくお願いします！ (2019年7月11日 22時) (レス) id: b56924dbb1 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 間違いだったらすいません (2019年7月6日 13時) (レス) id: 9202ab28fa (このIDを非表示/違反報告)
あ - じっと見つめられる瞳は思い…誤字ってます (2019年7月6日 13時) (レス) id: 9202ab28fa (このIDを非表示/違反報告)
さなろ(プロフ) - めっちゃ面白いのでリクエストして見たくなりました！ (2019年5月11日 10時) (レス) id: 84ef21ef5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚月 | 作成日時：2019年4月16日 5時
