海の中じゃないと飛べません (ページ10) - 小説

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ごめんなさいページ10

目を開けてるはずなのに起きているのか曖昧で

空が見たいのに白い天井で

誰もいなくて

独りぼっちで

怖くて

なにもしたくない

看護婦さんがきて話をしたら

僕は栄養失調で

不眠症で

他にもあるけど不眠症を治しましょうって

後先生に気持ちを軽くする薬を渡された

忘れたい感情を少しづつ無くす薬

僕も作ったことがある

先生にはバレてたみたい処分されちゃった

何を忘れるの？

決まってるじゃないか

僕を忘れよう

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作者名：冬季柊 | 作成日時：2020年8月22日 19時