後戻りなど都合の良い事で

相談した日 ページ6

最近地味な嫌がらせが起きている

私のロッカーにあった置き傘がなくなる
(目撃証言から生徒会女子みたいだ)

後日晴れの日に置き傘が戻ってきている

廊下を歩いていたら背中を押された

周りが捕まえたからその場で生徒会女子に謝ってもらった

てか生徒会女子力弱くて私はよろめいて終わったよ？

｢あの生徒会女子は何がしたいんだろ？」

｢嫌がらせ空回りだよね？」

『てか小テストどうだった？

私はやっぱ応用が苦手だわ』

｢引っかけはしゃーなし！次に向けて対策だー！」

｢んー？後ろのはどうするの？」

『気にするな目があったら話しかけてくるかもしれないぞ！』

｢生徒会女子が妖怪扱い(笑)」

『それに先生に話してあるから大丈夫

あんま酷いと内定に響くし(笑)』

無視に限るが鬱陶しい

てか周りにも恨まれてるだろ？生徒会女子

助けてくれたり証言してくれる人が多い気がする・・・

敵は作りたくないな本当



珍しく一人で帰宅中に鬱さんに会った

｢今晩は♪

一人みたいやね？お話しよ〜や♪」

『いきなりなんですか？

私は話すことないんですけど？』

｢僕はあるんですー

とりあえず其処の喫茶店で話そ？」

走る方が面倒と思って素直についていった

注文も終わったし話すか

『何用で？』

｢あーゾムの事なんやけど

此のままでええの？」

『別れましたから(笑)』

｢イメチェンもして俺らわからんかったんよ？

探すのに手間取った(笑)

クール系の別嬪さんになったんやねー」

『それはどうも

あーそうだ！私も用があるんだ

生徒会にいる女性が私にちょっかい出してきて迷惑だから注意してね』

｢それはすまんな

次会ったら話しておくから

でな１回ゾムと話たって」

いや簡単に終らすなよ

『何話すの？

話すことなんてないよ』

らちがあかんな？

｢そこをなんとか！」

『そもそも本人が来ないで他人任せとか良い身分だね？

話は此処までまた今度

じゃぁねー』

お代を置いて帰った

残った鬱君はビックリしていた

｢あれが素なん？」

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