喧嘩そのに ページ9
監督生 目線
あれからA君が話してくれない
こうなった理由は・・・わかってる
エース達と話してる時にA君の部屋で見た調合薬を見たのを話してしまったのが発端で・・・・・
凄いよねって話してたらハーツラビュル寮のエースの先輩に頼まれてしまった
話の流れで先輩から渡されたお菓子を四人で食べてしまったから渡す以外に解決しなかった
高いお菓子だったから文句も言えない
ほんの少しだけ渡すだけだし仕方ないよねって四人で無理矢理納得させた
それからもちょくちょく頼まれてA君の部屋にはいったんだ
でも１回１つの瓶を落としたときは焦ったヤバイって
綺麗に掃除してもとの場所に戻したし安心して部屋から出た
これで大丈夫だって安易だった
バレてA君に怒られてもエースの言葉に同意しちゃった
ちょっとぐらい良いじゃないかって
リドル先輩にも怒られて反省はしたけど先輩に言うなんてって四人で愚痴ってしまった
クルーウィル先生に叱られて説明を聞いてやっと四人とも理解したし反省した
A君がどれだけ真面目に錬金術を学んでいたか
あの愚行がどんだけA君を傷つけたか
確り反省するしかないどうすれば許してくれるかと考えていたら
無視されて３日目でエースがやらかした・・・
気が付いたら文句をA君に言いに行ってた！
エース｢俺らが悪いのはわかるさ！反省しなくちゃならないって事も
でもずっと無視とか大人げないだろ！！」
慌てて止めたけど遅くて
冷たい目で睨まれて無言でさっていくA君に本当に泣きそうになった
放課後にトレイ先輩達に今日の事を全部話して解決策を聞いてみた
トレイ｢それはユウ達が悪いな
Aも意思表示してるのに理解しなかったのはな」
エース｢怒ってんのはわかってても無視されて腹立ったんすよ！！」
リドル｢では、君達は確り反省したんだと言い切れるのかい？
謝罪をしただけで反省をしたと言うなら安易だね」
まっすぐ僕達をみて話す姿に困ってしまった
僕達はA君に謝罪をしただけで反省したつもりになってた
むしろ許してくれないと文句を言うだけだった
リドル｢事の重大さをわからなくてはならないね
反省とは耐えることではないんだよ？おわかりかい？
嗚呼・・・これは話し合わないといけないな
今週にある何でもない日のお茶会にAも招待しようか」
僕達の仲直りの為に力になってくれるリドル先輩達には頭が上がらない
ありがとうございます(泣)
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作者名：冬季柊 | 作成日時：2020年8月13日 23時
