答は教えない ページ20
目が覚めたらベット・・・・
痛む身体を起こして回りを見たが３人はいなかった
机に手紙が置いてあって
"おはようございます
起きれたら用意した服を着てラウンジのほうへおこしください
無理でしたら少し遅くなりますが食事をお持ちします"
多分ジェイド先輩かな？
身体が動かせるしラウンジに行くかと置いてある服を見る
アズール先輩の服かな？ちょっと大きいし
寒くないのにタートルネック？？
疑問を持ちながら服を脱ぎ姿見の前に立つと絶句した
俺の身体中に咬み跡に吸盤跡か身体のあっちこっちに・・・・
俺に何の恨みがある？
てか誰にも見せれないじゃないか(泣)
とりあえず服を着て咬み跡とかが見えないかチェックしてラウンジに向かった
閉店前だから客は少ないと聞いて
『俺はほぼ一日中寝ていたのか・・・』
｢そうですよ？
中々起きないので心配しました
今から身体に優しい食事を作りますのでお待ちください」
小声で言ったつもりだったが聞かれたしご飯も作ってもらえるのか
『何処に居れば良いんでしょうか？』
ジェイド先輩に向かって話したらいきなり後ろから抱き締められて横抱きをされた
『っえ？？いきなり・・・・なに！！』
相手を見ればフロイド先輩でいきなり顔を舐めてきたかと思ったら
｢じゃぁ俺達あっちで待ってるからねぇ」
と多分ジェイド先輩に言って何処かにむかう？
アズール先輩の書斎についたらフロイド先輩は自身の太股に俺をのせたまま座ってる
『何で抱えたままなんですか？？』
下から見上げて言うがニヤケ顔のフロイド先輩は口をクパーとあけて此方を見ている
｢ねぇねぇ口あけてよカワウソちゃん♪」
拒絶したら駄目な気がして織れも口を開けてみると無邪気なフロイド先輩の顔があった
ジェイド先輩が料理を持ってきたら下ろしてくれて
だけど食べてる途中にジェイド先輩も口を開けてきた
食べ終わってから口を開けるとジェイド先輩も無邪気な笑顔になった
後から来たアズール先輩も同じことをしてお返しをしたら３人とも上機嫌だった
何を聞いても答えてくれなくて
気になって仕方ないままオンボロ寮に帰った
次の日になっても跡は消えなくて心はグルグルしたまま落ち着かなかった
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作者名：冬季柊 | 作成日時：2020年8月13日 23時
