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夏休みが明けて確認テストがあり
対策のためにと先生から指導された
来年から受験なんだから今年のうちに進学か就職か考えなくてはならない
私は進学するが２つからどっちを第一希望にするかを悩んでた
本当なら鬱君にも相談したい
友達も彼氏とも相談しているし
鬱君はどうするんだろ？
大学にいくとは話してたけど何処かは知らない
１回の約束を破っただけで別れて良いのか悩む
どっちも決まらない
優柔不断だと思いながら先生に資料を貰った
今日も独りで帰るかと荷物を持って歩いていたら鬱君のクラスの前で声がした
いないかもと思いなから覗けばいた
鬱君と双子の女の子の方だった
聞いちゃいけない
でも体は動かず二人の会話を聞いてしまったのだ
｢彼女さんいるって聞いてたけど大丈夫なの？」
鬱｢大丈夫やって
ちょっと拗ねてるだけやから落ち着いたらまた何時も通りになるやろ」
｢いやいや？大先生私達が来てから付きっきりじゃん
彼女さんに愛想つかされるよ」
鬱｢今は久しぶりに会えたお前らと再会の喜びを味わいたいやん！
てかAは強い女なんやから大丈夫やって
怒ってても優しいから許してくれるし」
それ以上聞いてられなかった
早く帰りたいそれだけだった
走ればバレるかもと早歩きで玄関口に向かうとコネシマさん達がいた
周りを見れば生徒会の人達
コネ｢どおしたんや？
そういや大先生が教室にいたやろ？
一緒に帰らんか」
『私より彼女の方が大切みたいだからやめておきます
私は独りで帰るので大丈夫ですよコネシマさん
誘ってくれてありがとうございます』
笑顔で言えば悲しい顔で
コネ｢何か聞いたんやな
すまんな我慢ばっかさせて・・・・」
何でコネシマさんが謝るんだろ
何で生徒会の人達が困って
コネ｢気がついてないんか？お前泣いてるんやぞ」
『私が選んだんです
他人に流されないで自分で・・・・・
泣いてるのは優柔不断な自分に腹が立ったからです
ごめんなさい』
何が言いたいんだろ私は
走って逃げた
鞄に入っていたタオルで涙を拭いた
嗚呼・・・・明日コネシマさんに謝らないと
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作者名：冬季柊 | 作成日時：2020年7月31日 1時
