元BTSで現TWICEのメンバーです。

過去の話 2 ページ33

イファは日本で生まれた。

俺が2歳のときだった。生まれた時のことはよく覚えていないけど、明るくて可愛くて自慢の妹だった。

4、5年たって韓国に戻ってきた。
イファは俺と父としか韓国語を話してなかったし、日本では日本語の生活が多かったから

年齢の割に、韓国語が定着してなかった。

だから母は、小学校を不安に思ってた。

日本人学校っていう手もあったけど、これからずっと韓国にいるから、韓国語に早く慣れなきゃっていうことで、韓国の小学校に入れることになった。

それがいけなかったんだろうか。

イファはいじめにあった

教科書やカバンは日に日にひどい状態になっていたし、親しかった友達にも裏切られていた。


イファはどんどん弱っていった。

本人は韓国語が下手だからと言っていたけど、
十分上達していたし、、、
もう、高学年だったから、韓国語が下手なわけがない。

だから、

理由はきっと、嫉妬。

家族に心配かけないように無理して学校に行くイファを見てられなくて

母に相談して、二人で日本人学校に転校した。

俺にはたくさん友達も、好きな女の子もいたけど、イファを選んだ。

そのことをイファ今でも、自分を犠牲にして私を守ってくれたって思ったんだろう。

学校が変わってもなかなか馴染めていないイファをダンススクールに誘った。

その時俺は、SMの練習生だった。

ここで俺は二度目のイファのための選択をした。

SMに入るにはまだ若くて、親も許してくれないし、オーディションに受かるかもわからない。
だから、俺はSMをやめて、普通のダンススクールに二人で入った。

イファはダンスの才能があったせいか、周りから睨まれて、泣いていたこともあったけど

ダンスを楽しんでいたし、俺の紹介で、友達もできた。

このこともイファはきっと、自分のためにって思ってるんだろうけど。
そんなことはない、俺のため。

SMはレベルが高くてもっと練習しなきゃって思ってたところだったから




そして何年かした後、ふたりでbighitのオーディションを受けて、見事合格した。

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