今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:940 hit
小｜中｜大
「君○名は」編 第一話 ページ14
「…ん、？」
「…何が、起こったの…？」
フラ…と立ち上がる桜と相澤。
だがその様子が少し可笑しい。
…なぜなら相澤がふにゃり、と笑っていて、桜は逆にムス、とした表情をしているからだ。
「……桜、」
「ん、？なぁに、そらるさ…、ってあれ、？私、声変わり？めっちゃ声がひく……」
返事したのは桜ではなく、相澤だった。
相澤は自分の手足を見て驚愕の表情を浮かべている。
そらるとまふまふは瞬時に状況を理解し、こう言った。
「「…入れ替わってる〜…」」
そしてそらるが頭を抱え、桜(相澤)に近づく。
「…つまり、桜の中は、アイツ、ってことだよな、」
「…あぁ、」
クラスメイトたちはまだ状況を完全には理解できていなかった。
いや、わかっていたのだが、信じたくなかった。
…相澤先生がニコニコした笑顔でそらるに抱きついているという現実を。
そして、天使な桜があんなにもそっけなく、可愛い顔に似合わない、不機嫌な顔をしていることを。
「…とりあえず、桜。……俺の体で遊ぶのはやめろ、！！」
「…え、？」
教室に桜……相澤の悲鳴が響いた。
・
桜餅@そらなー
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：新マカロニ | 作成日時：2019年5月25日 20時
