新 信長公記 織田信長の従姉妹

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Aside



黒田「秀吉...手柄の横取りか？」

秀吉「何が？」

黒田「明智の卵焼き」



秀吉「あぁー、誰が作るより誰かが喜ぶかが大事ちゃう？」


まぁ、明智の卵焼き美味しかったもんなぁ
あれはまた食べたい




井伊「ひーでよーし、お前ホント卑怯だな
俺も見た、それ」


秀吉「はぁ？」

榊原「そうだ、お前確か普通の中学から来たんだよな？」


秀吉「うん、そやけど」


井伊「だったらこの卑怯もんから、ぶっ倒すか？」


酒井「いいねぇ！そうすれば余裕で1ポイントゲット」

項垂れるように拗ねる秀吉
やっぱり犬だよ猿より犬にしよ
頭撫でたくなるんだよなぁ


みやび「秀吉くん...」



秀吉「アホやなぁ〜お前ら逆の発想してみ？
普通の中学から来てんのにこの特進に選ばれるってことは
何かあるって思へんの？」




井伊「何かってなんだよ」

秀吉「実は、武田を倒そうと集まった他校のヤンキーを
倒したのは...俺やねん」


なぜそんな嘘をついたのか
なにか策でもあるのか？


3人「はぁ！？」

榊原「あれがお前なはずないだろ？」

酒井「嘘つくな！てめぇなわけねぇだろうが！」


秀吉「じゃあ俺が倒したってヤツがおったら名乗り出ろや！」


倒したのは私たちだけど
信長は言うつもり無さそうだから私も言わないでおこ




みやび「よく本人達を目の前にしてそんな堂々と嘘を」


信長/A「･･･」


みやび「え〜」


秀吉「ほぉら誰も名乗り出ーへん
てことで、俺が倒したって証明されたわけや
まぁ、挑戦したくなったらすれば？
失敗したら終わりやけど旗印戦は！」


おしりを2回叩き挑発する秀吉
さすがに私が腹が立ったので
秀吉の元に行き耳を引っ張る
強くね！！


秀吉「痛い痛いAちゃん痛いってぇ」



「いいからこい！躾してやる」


秀吉「離してってばAちゃんんん」


教室を出るとすぐに耳から手を離す

「あんたが考えそうな事だからきっと
少しでも秀吉が強いんじゃないかって思わせて
旗印戦を出しにくくしてるんでしょ？」


秀吉「さっすがAちゃんや
そうその通り」


「でもさすがにその嘘は突き通せないと思うから
鍛えてあげよっか？」


秀吉「いや、遠慮しとくわアハハ」


せっかく鍛えてあげようとおもったのに













秀吉side

俺の事鍛えようとしてくれる気持ちは嬉しいんやけど
俺は好きな子を守りたいんや
なのに好きな子に鍛えてもらうなんてダサいやんか
もうすでにダサいか...

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