強豪でも高校生ですから。

ぐでんぐでんの金田一 ページ11

私は食事兼休憩所で瓶いちご牛乳を飲んでいた。


なんだか騒がしい所に視線を向けたらなんということだろう。私の連れじゃないか。


　『き、金田一？』


私の可愛い後輩がぐでんぐでんにのびている。


　花巻「あー…これは」


　『及川テメェ！！』


　及川「なんで俺！？」


　松川「落ち着け。のぼせただけだよ」


　『なんだよ、先に言っとけ』


　及川「言う時間くれなかったよね！？」



私はのびてる金田一に近づく。

いくら休憩所と言い、190cm近くの大男が寝ていたらだいぶカオスだよなぁ…とりあえず起こすか。


　金田一「うぅ……」


しかし、いくら起こしても横に倒れる。倒れては起こして、倒れては起こしてを繰り返すうちにムカついたため……



　国見「えっ…」


　花巻「うわ、いいな〜」


　及川「Aったらダイターン！」


　岩泉「お前、疲れねぇ？」


　松川「金田一、起きたら絶対ビビるやつ」



膝枕！である。

まぁ、減るもんじゃないし良いだろう。

なにより可愛い後輩のためだ！




　花巻「…俺、ラーメン買ってくるわ」


　『あ、花巻。私のも買ってきて！後で渡すから！』


　花巻「おけ、何が良い？」


　『カツカレー！』


　花巻「…本当にAのそういうとこ好きだわ」



どういう意味だコラ。

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