【呪術廻戦】重力使いの元鬼殺隊は闇夜を祓う［弐］

邁進.2 ページ31

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『相手の術式が見える…』


五条｢そーそー

でもあの時は僕の六眼をもってですら見えなかったんだよね

なんでだろね？｣



『…なんかすいません…』


五条｢別に謝る事じゃないでしょ


もう分かったんだから結果オーライ！
お疲れサマンサ！｣


『…あ、はい』


このテンションほんとついてけないな…

どうしたらこんなハイテンションな大人になるんだろ



五条｢でもすごいの持ってるねー？

…A、強くなれるよ｣


『ホントですか！』



その言葉に食い気味に反応する



五条｢才能ある。

このGLT五条の言うことだよ？
胸を張って喜びなさーい！


で、聞きたい？Aの術式聞きたい？？｣


『聞きたいです
焦らさなくていいので早く教えてください』


五条｢ならもっと頼み方があるでしょーよー？？｣

『…はぁ？』


五条｢ほらっ！可愛くっ！語尾に♡付けて♡｣



『キッモ…』

五条｢うーん、釣れないなぁ…

まぁ、お楽しみはあとにして｣


『後も何も無いしふざけんな』




五条｢急に辛辣ぅー｣


早く、と急かすA


五条｢Aの術式は…ずばり！


重力操作っ！！｣



重力…？まじ？？



五条｢触れた物の重さ、質量、力の向きとかを操れるんだと思うよ

…固まっちゃったけど大丈夫？｣



『………じゅ、重力！！
かっけぇ！！中也じゃん！？』



五条｢は？中也？誰それ｣



『中原中也！
詩人！先生知らないの！？常識だよ！？』

五条｢えっ、なんでこの流れで詩人出てくんの｣



『異能力じゃん！文ストじゃん！最高じゃん！！』


五条｢い、いのうりょく…？ブンスト？

ごめん、ちょっと僕理解できないや｣



『あーー早く悠仁に自慢したい！
螺旋丸(仮)撃てるぜって！！』


五条｢嬉しいのは分かったから少し落ち着こうか｣


『はい！すいません！』

五条｢うん、全然落ち着けてない｣




『んふふふふふはははは…』

五条｢…壊れた？｣



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『悠仁！私中也だった！！』

虎杖｢は！？｣

五条｢Aの術式。重力操作系だったんだよ｣


虎杖｢そゆことか、よかったじゃんA！｣

『中也！！汚れつちまつた悲しみに！』

五条｢長っ。てかそれ詩だよね？｣

虎杖｢そうなんだけど…

この場合Aの好きなアニメとかキャラ、技名の方だよ｣

五条｢…ふ、フーン｣


『…でもいちいち言うのロスタイムだな
やっぱアニメパワーだね

あと中也だからかな？』


｢｢………｣｣


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