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店を出て、早川家とくくられる早川とパワーと俺はマキマの呼んだ車で家まで送られることになった。
デンジはいつの間にか姫野に連れて行かれてしまったようで、近くを探したけど見つからず、
そのまま3人で車に乗り込んだ
「早川君、沢山お酒飲んだからべろべろだね… パワーちゃんも飲んじゃったのかな？」
俺は後ろの席の真ん中に座っていたが、パワーも早川も酔っていて二人から体重をかけられている
「A君は飲まなかったんだね、お酒は嫌い？」
この身体は飲める年齢じゃない。パワーもそのはずなのに彼女は俺が眠っている間に
飲んでしまったようだった、顔が真っ赤で寝言で馬刺しと言っている
前に座り、まっすぐ前を見ているマキマに返事を返さずに俺は目を閉じた
「寝ちゃったかな？」
「…その様ですね」
「そっか、もう少し話したかった」
暫く黙って目をつむっていると「着いたよ」とマキマに起される
「送ってくださって、ありがとうございます、マキマさん…」
「うん、じゃあまた」
挨拶を終えると、マキマの乗る車は発進した
とりあえず二人を玄関まで運ばなければ
「もう少しだから頑張れ」
「嫌じゃ〜今日はここでねりゅ〜…」
「風邪ひいちゃうぞ」
階段に座り込んでしまうパワーを何度も諭してようやく家に到着すると、
早川のジャケットから鍵を取り出してドアを開ける
「いちば〜ん！ワシの勝ち〜！」
ガハハハ！と笑いながら家に駆け込むパワー。「ニャーコ！」と呼ぶとニャーコはパワーの後に続いて
彼女の部屋に入って行く。
ため息をついて居ると、突然背中に重みがかかりそのまま玄関に押しつぶされた
「早川ぁ…こんなところで寝るな…」
パワーに手伝うように呼ぶが、まったく部屋から出てこない
仕方なく、廊下を這いずって早川から逃れると、彼の脇を持って部屋まで引きずっていく。
何とかしてベッドに寝かせたが、ものすごく疲れた
少しだけ休んでいこうと、早川のベッドに腰を下ろす
早川は俺の苦労も知らず、すやすや眠っているのに少しイラっとして、鼻をつまんでやるとフガフガ言いだしたのに笑えてくる。
手を離すとまた穏やかな寝息を立て始めるのを確認した俺は、部屋に戻ろうと立ちあがったが、腕を掴まれベッドに引き込まれた
よくわからず、ただじっと彼を見ていると彼は寝ぼけているようで目を開けていない
毛布か何かと勘違いしたか？
そう思っていると突然早川がむくりと起き上がり、苛立ったような声を出した
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ブブ(プロフ) - ととさん» また読んで下さってありがとうございます(*^^*) ととさんもお体には落ちをつけくださいね！少し油断すると風邪を引きそうになりますから！ (2022年12月10日 7時) (
レス) id: 1b530ea863 (このIDを非表示/違反報告)
とと - どんどん面白くなっていきますね〜！！体調不良に気をつけて下さいね！ (2022年12月9日 17時) (レス) @page29 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
ブブ(プロフ) - 佐藤さん» コメントありがとうございます！嬉しいです♡ ありがとうございます、佐藤さんもお体にはお気を付けくださいね(#^^#)お暇なときにでも読んでいただけたら嬉しいです♪ (2022年11月25日 20時) (レス) id: a83a72b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤 - コメント失礼します。とても面白いです！お体に気を付けて作者様の無理のないようこれからも頑張ってください！応援しています！ (2022年11月25日 9時) (レス) @page15 id: 76e6162b40 (このIDを非表示/違反報告)
とと - はい！読ませて頂きます！ (2022年11月25日 1時) (レス) @page15 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブブ | 作成日時：2022年11月14日 15時
