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「見つけました」
悪魔を討伐後、早川と姫野は悪魔をくまなく調べているようで、胸ポケットから何かを出すとそいつの体を念入りに調査している。
俺と言えば疲労で浜辺に腰を下ろしてうなだれていた。
頭の輪っかは手にするとナイフのような形になったり鞭状にも変形したりする。得物が短ければ短いほど刺した後に長い棘の様なものを出し内部を破壊する。ただ近距離戦は得意ではない。
というよりは戦闘自体得意ではない。
何かに危害を加えるのは好きじゃない。
今回は早川も姫野も手を貸してくれたので思ったより長期戦にならずに済んだ。
うなだれて居ると頭にこつんと何かが当たって顔を上げた。
「お疲れ様、はいこれ」
姫野がスポーツドリンクを差し出してくる。
「遠慮しないで飲みなよ」
受け取るとそれを一気に半分くらいまで喉の奥へと流し込む。
「頭の輪っか小っちゃくなっちゃったね…というか水滴みたい」
輪っか状になっていた物は今は小さく、いくつかの粒になり頭の上を回っている。
「あとは警察に任せて戻りましょう」
「あ〜報告書めんどくさ〜い！」
あくびと伸びをしながら言う姫野は目を拭いながら手招きする。もらった飲み物を急いで飲み干すと腰を上げて二人に続き車に乗り込んだ。
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書類作成の間、手足に拘束具を付けられる。廊下の椅子に座って作業が終わるまで待っていると30分ほどで早川が戻ってきた
手足の枷を外される。今日はもう家に帰るらしい。
買い物のために店に寄るから暴れるなと念を押されて公安を後にする
買い物かごに丁寧にものを入れていく早川。俺がいることを忘れているのではないかという程淡々とした動きで買い物を終わらせる
重そうな大きな袋を二つ手に持ち歩く彼のスーツの袖を引っ張った。
「持つ」
袋に、そして自分に指を指すとどうやら言いたいことが通じたらしい。
「落とすなよ」
両手で抱きかかえるように荷物を持ってマンションへ戻ると食材をしまい込む
昼には少し遅いが夕食には少し早い時間に山菜うどんを二人で食べる。食べ終わるとテレビをつけたまま早川は新聞を読み始めた。俺は疲労からテーブルに突っ伏したまま目を閉じた
『ほら、おいで』
男の子は俺を手招きしている。
恐る恐る近づくと頭を撫でられて、気持ちがいい
「お〜い！」
声に驚いて目を覚ますと、デンジとパワーそしてニャーコが俺を覗き込んでいる。
キッチンからは何かを切る音が聞こえていた。
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ブブ(プロフ) - ととさん» また読んで下さってありがとうございます(*^^*) ととさんもお体には落ちをつけくださいね！少し油断すると風邪を引きそうになりますから！ (2022年12月10日 7時) (
レス) id: 1b530ea863 (このIDを非表示/違反報告)
とと - どんどん面白くなっていきますね〜！！体調不良に気をつけて下さいね！ (2022年12月9日 17時) (レス) @page29 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
ブブ(プロフ) - 佐藤さん» コメントありがとうございます！嬉しいです♡ ありがとうございます、佐藤さんもお体にはお気を付けくださいね(#^^#)お暇なときにでも読んでいただけたら嬉しいです♪ (2022年11月25日 20時) (レス) id: a83a72b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤 - コメント失礼します。とても面白いです！お体に気を付けて作者様の無理のないようこれからも頑張ってください！応援しています！ (2022年11月25日 9時) (レス) @page15 id: 76e6162b40 (このIDを非表示/違反報告)
とと - はい！読ませて頂きます！ (2022年11月25日 1時) (レス) @page15 id: 4f3997e613 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブブ | 作成日時：2022年11月14日 15時
