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どのくらい天井を見上げていただろうか。
気がつくともう日が暮れていて。
やっと寝れそうだと思っていたら、電話がかかってきたスマホの振動に驚いて目が覚める。
『もしもし…？』
「あ、Aちゃん？康二やで
今仕事終わってこれから新幹線乗るところ！」
『お仕事お疲れ様！明日何時くらいにする？』
重い体を無理やり起こして、声のトーンを上げる。
「実はな！明日1日休みなんよ！！
明後日から東京で仕事でな〜」
『そうなの？？！
じゃあ明日は1日いろんなとこ行こうね』
「……Aちゃんなんかあった？声元気ないけど」
『え？……大丈夫だよ！ちょっと寝不足で笑』
「そう？今日は早よ寝えな」
『うん、ありがとう』
「明日9時くらいにAちゃん家まで迎えいくから住所教えて！」
『え？？来てくれるの？』
「その近くでレンタカー借りてドライブでもしようかなって思って！」
『楽しそう！送っておくね！』
康二くんとのトーク画面に切りかえて、住所を送る。
「ありがとう〜じゃあ今日はもう切るな？
ゆっくり寝てや！」
『うん、ありがとう…』
ー…切れちゃった…
もうちょっと話してたかったな…
何だか体が熱くて、部屋にあった体温計で計ってみたら37.5と表示された。
明日やっと康二くんに会えるのになんという仕打ち……。
神様はひどいなあ…
喉も乾いたし、薬もない。
数日デリバリーに頼りきっていたから冷蔵庫には何も無いし、コンビニも少し歩かないといけなくて。
ー…寝て誤魔化そう
明日のためのアラームをセットして、ベッドに倒れ込む。
明日にはどうにか下がっててください…
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ﾍﾟﾙ(プロフ) - ゆうりんさん» 読んで頂きありがとうございます！これからも楽しんで頂ければ幸いです♪ (2022年5月13日 18時) (
レス) id: d8670e4748 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうりん - めっちゃくちゃ面白いです！これからも更新よろしくお願いします (2022年5月13日 6時) (レス) id: df6b20803b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾍﾟﾙ | 作成日時：2022年5月8日 21時
