魔法のスケッチブック Sano Reo (ページ41)

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＿＿＊スケッチブック４０ページ41

廉side
　

廉「はっ!や、別に../」

美月｢｢今さらとぼけないでよ笑｣｣

　はい正直になります

　有川は怒らせると怖いからな.....笑

　Aのことはずっと好きだった、物心ついたときから

　家が隣同士だから小さい子から遊んでいて

　俺の中にはAしかいなかった

　

　Aが大好きだったお父さんが亡くなったとき

　絶対にAをもう泣かせない
　
　Aのずっとそばにいるって決めたんだよ

　でも俺は中学のときはバカだった

　男だからまぁモテたいって気持ちはめっちゃあった

　だから初めて女子に告られたとき嬉しくて告白をOKした

　Aのことが好きなくせに

　

　付き合ったことはAも知ってた

　まぁ噂になったから伝わったんだろうな

　だけど付き合ってた女子から片桐はAのことが好きなんでしょ？って言われて

　別れを告げられた

　俺ってAを好きなように見えるのか？

　ホントに好きだけどさ隠してるつもりなのに笑

　それからは彼女をつくらなかった

　Aに一直線だから

　高校生になるとき俺は迷わずAの行く高校を選んだ

　Aはまた廉と一緒ー？とか言ってたな笑

　あたりまえに一緒だし!

　それからAが有川たち3人と仲良くなって、

　俺もAと絡むといつもあいつら3人もいるから女友達みたいな

美月｢｢片桐くん!
　なんかしゃべってよ｣｣

廉「待てよ。少しくらいは思い出を振り返らせてくれ」

美月｢｢え..きもい｣｣

　また昔話にもどりましょうね

　別にAが好きとか表に出したことはなかった

　男友達だって、ホントに仲のいいやつにしか言ってないし

　

　なのに有川にはすぐばれた

　放課後呼び出されてばればれだよって言われた

　俺ってそんなにわかるか？笑

　