魔法のスケッチブック Sano Reo

＿＿＊スケッチブック３９ ページ40

廉side









廉「はっ、電話きれたし」









　耳にあてたスマホから聞こえるのはプーップーッという音だけ






　あいつ勝手に電話きりやがって









廉「なんだよ用事って...」









　いつも誘ったら


　行くー!!ってすぐ付いてきてくれるのに








　今だって絶対行く!!って言葉を期待してたのに





　









　期待っていうかそう言うと思ってたんだけどな笑









　そうとなったら、









廉「ヒマだーー！」

兄「廉うるさい」

廉「すんませーん」









　兄貴に注意されたのでおとなしく部屋に行きまーす






　









廉「はーーぁ」









　部屋に入るなりベットに寝転がる









　Aが付いて来ないんだったら出かける意味ないし



　Aが来ないんだったら出かけるのは今度だな









　だから俺は今日ヒマです。









　何しようかなー....









　――――――――ブーッブーッ









　そんなことを考えているとスマホから電話の着信音がなった









廉「A!?」









　Aだと思い着信相手も見ずに電話にでた









美月｢｢はっ？Aじゃないです!｣｣

廉「なんだよ..お前かよ」









　Aと思ったらまさかの有川

　
　Aだったら良かったのに..









美月｢｢なによその言い方!
　 ていうかAはどうだったの?｣｣

廉「あーそれか...今日は用事なんだって」

美月｢｢えー用事!
　 そっか..でももっと誘えばよかったの｣｣

廉「は、でもな」

美月｢｢そうしないとA気づかないよ｣｣

廉「んー...」









　なんで有川こんなこと言うのは









美月｢｢好きなんでしょAのこと｣｣
　
　

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