魔法のスケッチブック Sano Reo

＿＿＊スケッチブック１７ ページ18

彩花「....？」

凛「....？」

美月「....？」

A「はぁ...」









　はぁ....





　ため息しかでてこない









　



　佐野玲於..どうすればいいだろう









　なによりあのスケッチブックが本物だなんて思ってもいなかったし









　ホントに佐野玲於と付き合ってるの？









　だって今ままでなんの関係もなかった私と佐野玲於が


　いきなりスケッチブックの魔法でカレカノになるって









　今までの記憶はどうなるの？





　私は付き合ってるとも思えないし、今まで付き合っている記憶もない









　そのまま友達もたくさんいて平凡な高校生を送っている記憶


　





　それに比べて佐野玲於の記憶はどうなってるんだろう









A「あーもう!!」

彩花「....あのーA？」

A「...えっ？何」









　彩花の声で我に返る









A「あっ....なんでもないよ」

凛「笑今日のAおかしいね」

美月「ほんとにね笑」









　美月だち３人は不思議そうに笑った









　佐野玲於のことしか考えていなかった









　佐野玲於のことを言いたいけど言えない

　

　
　言っても信じてもらえないと思うし.....









　―――――――――キーンコーンカーンコーン









凛「よーっし帰ろう♪」

美月/彩花「いぇーい!」









　え....？





　今、凛帰ろうって言った









A「もう授業終わったの？」

美月「そうだよ何言ってんのA笑」









　だめだ私..







　考えてすぎて時間の感覚も分からなくなってる笑

＿＿＊スケッチブック１８→←＿＿＊スケッチブック１６

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す