キラキラ。 ページ4
手を握られて廊下を走る。
ドキドキと体力のなさ
二つで息があがる。
途中で誰かわからない先生と遭遇したけど、私も不良と思ったのか、外へ出ようとしても止められなかった。
『ちょっ……二口くん、はや……ッ』
二口「体力ないですね笑？」
『うっ、うるさいなっ……!!ハァ』
そんなこと言うくせに、止まってくれるし。
学校を出て何歩か歩いた。
『ど、どこ行くの……？』
どう考えても、行くとこないよね。
制服着ちゃってるし………
二口「ですよね、決めてなかった」
『へ？！』
なにそれ！って二口くんの顔を見たけど、なんか笑ってたからまあどこでもいいや、ってなった。
二口「あ、そこのコンビニで昼飯買って公園行きましょうよ」
『遠足ですか笑』
二口「落ち着くから、いいでしょ」
手をつかんで、ずんずんとコンビニの方へ歩いてく。
ああ、今日お弁当作ったのにな、とか
お金あったっけな、とか
掴む手が痛いな、とか
でも、それでも顔がにやけちゃうな、とか。
考えることはたくさんあって。
ありすぎる。
コンビニに入って、それぞれお昼ごはんを買って。
二口くんを見ると、お菓子も買ってたけど。
公園までの道も、ドキドキが止まるわけもなく。
二口「Aさんの前の学校ってどんなとこ〜？」
『物凄く真面目なところ』
二口「変わりよう凄えんじゃないすか」
『かなり』
お互いのことをどんどん知っていく。
前の高校でこんなに充実してた？
勉強ばっかりの日々
友達はリア充やら何やらと騒いでいたけど、そのときの私は勉強が一番大事だったのかな。
視界が、キラキラと光る。
二口「ほら、着いたっすよ」
『………うん』
二口からもキラキラ
何かが、輝いていた。
この後、どんな悲劇が起こるかも知らずに。
私はただその時間を、いろんなドキドキに包まれて過ごしていた……
_______________________________
更新遅くてすみません！！
塾辛すぎる……宿題毎日多すぎる………
なかなか時間が取れません、本当に遅くてすみません。
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狐 - またこう言う夢小説書いてください！！ (2022年10月17日 20時) (
レス) @page8 id: 54e64013eb (このIDを非表示/違反報告)
を。 - めっちゃ面白かったです！！ 更新待ってます♪♪♪♪ (2022年8月29日 0時) (レス) @page8 id: b484c5026d (このIDを非表示/違反報告)
油揚げ(プロフ) - そこで終わり？！ってなってしまいましたwでも読んでいてすごく楽しかったです！素敵な作品をありがとうございました！ (2022年5月15日 17時) (レス) @page8 id: b66c454432 (このIDを非表示/違反報告)
Ｎ - 終わり方!!??www (2021年11月26日 0時) (レス) @page8 id: ee79ae4f81 (このIDを非表示/違反報告)
多趣味のM(プロフ) - そこで!?って叫んじゃいましたｗ続き気になります!!更新待ってます!! (2020年12月28日 7時) (レス) id: 2c30e4e7ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オ塩 | 作成日時：2015年8月12日 22時
