ぷつん。 ページ5
そして
三年生、春、4月。
まあ3月には引っ越してきたんだけど。
今日から、恐怖の高校へ通います。
まあ、うん。
校舎を見ても、綺麗なところで。
こんなとこで平凡に過ごせたらなあとか思うんだけど、
「…………お前邪魔、」
『すっ、すみませ……』
かなり腹がたつ。
なんで私がこいつと……学校も一緒に行かなきゃならないのか。
いまだに敬語を使う私。
大変、疲れております。
今日は快晴で、気持ちもスッキリするはずなのに……もう、気持ちどんよりすぎて。
行きたくない………
?「よーッス!!黒尾!!」
バンッ、
『ギャッ?!?!』
そんな大きな声が後ろからしたかと思うと、すごい勢いで私に誰かがぶつかってきた。
そのせいで、尻もちをついた。
いたいし!!!
黒尾「………よぉ。お前朝からうるせえ」
?「お前がテンション低い!!」
座り込みながら、その光景を口を開けたまま眺める。
えー………もう、2人とも似たような髪型してるけど、それ、どうした。←
黒尾「…………」
『っ、!!』
あいつと、目が合った。
なんだろうと思い、見つめ返していると……
口パクで、何かを言っているみたいで。
「ツ イ テ ク ン ナ。 キ モ イ。」
…………は?
その2人は、私のことなんかもう見ずに、去って行ってしまった。
周りにいる、普通の生徒たちが、
「大丈夫?!」
とか
「あいつらと何やってたんだ…?」
とか
「君、勇気あるね」
とか。
心配をして、私に話しかけてくれるけど、ほとんどもう聞こえない。
女子に、キモイ、だと…………?
そこで、私の中の何かが、プツン、と音をたてて切れた。
キモイっておま……言い方女子かよ?!?!
お前の方がキモイよ!!その髪型と言い、スタイルと言い!!
くそう、不良でもなんでも、もうどうでもいい!!!!
今まで一緒に暮らすようになってからも、関わりがなかったから何も言うことはなかったけど
学校になったら別なんだね
分かった。
私が不良を
ちゃーんと、躾してやる…………
不良ども覚悟しとけバーカ!!!!!!!
もうこうなったからには、Aは誰にも止められないのである……
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ふもも - 黒尾さん大好きよぉ!!!!!にろにーかっこよすぎか!でもあかーしもかわいすぎて、、、、続編おめっとさんです!応援してます!!!! (2017年3月25日 21時) (レス) id: 02a396afe9 (このIDを非表示/違反報告)
れーぼ - 山口君出してほしいです(´;ω;`) (2016年3月1日 15時) (レス) id: eb541f99ec (このIDを非表示/違反報告)
☆フィア◇@リエーフをこよなく愛する人(プロフ) - 続編おめでとうございます!更新されるのがほんとに楽しみでしかたないです((受験勉強一緒に頑張りましょう(ノ_<。) (2015年8月12日 12時) (レス) id: 3458337552 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - 黒尾wwめっちゃ好きです!頑張ってください! (2015年8月12日 2時) (レス) id: 1e0e06155c (このIDを非表示/違反報告)
影山悠(プロフ) - ふぉぉぉっ続きが!!気になる!!このお話すっげぇ大好きです僕好みです!!うるさいっすねすんませんがんばってください(*´∇`*) (2015年8月11日 23時) (携帯から) (レス) id: c5d2c4d943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オ塩 | 作成日時:2015年7月12日 15時