ロボロくん、 ページ3
◻️
今日も、彼と話がしたい
なんて思いながら
いつもより軽い足を弾ませながら歩く
でも、教室にはいつもいるはずの彼はいなくて
彼のいない学校
それがいやだったから、
授業をサボるため
屋上へ足を踏み入れると
｢ぅぐ…ぁあ｣
なんて声がきこえてくる
声のした方をみると
くしゃくしゃの顔をした君がいて
大粒の涙が流れていて
そっと、声をかけずに隣に座る
少しすると君は事情を話してくれる。
"親が死んだ"
その言葉を聞いた瞬間、彼へ抱きついてしまった
背中をさする
そうすると君は大声で泣く。
『寂しいんだよね、悲しいんだよね。』
なんて言って一緒に泣く。
私も小さい頃、親を亡くして
泣きじゃくった
大声で
大粒の涙をながして
そんな時、ある女の子が抱きしめて、背中をさすってくれた。
心臓の音が聞こえて、安心して、
もっと。目が腫れるくらい、ずっと、ずっと
泣き続けた。
泣き終わると、
彼女はなにも言わずに頭を撫でてくれた
今度は私が、教えてあげます。
安心して、ロボロくん_
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名無しの権兵衛(プロフ) - 夜空。さん» コメントありがとうございます。おかげで更新することができました。これからも｢生徒会のロボロくん｣や私をよろしくお願いします。これからも更新頑張るのでぜひ見てくれると嬉しいです (2019年4月4日 23時) (
レス) id: 31b973f8a7 (このIDを非表示/違反報告)
夜空。(プロフ) - 好きです(好きです)続きめっちゃ待ってます！ゆっくりでも更新頑張って下さい！！ (2019年3月22日 1時) (レス) id: 7301ef473b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しの権兵衛 | 作成日時：2018年9月9日 18時
