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303.目標達成 ページ17

あ「言ってなかったかなぁ」

青「相変わらずやな」

あ「だって…聞かれてない事を言ってもさ」

青「せや、大型二輪の免許持ってる事も
  言うてへんやろ」





照史が入りやすい話題に切り替える





「言ったよね?」と
アイスを食べながら姉ちゃんが振ると

照史がわかりやすくスイッチ入れて
話し始めた





橙「聞いてへんわw
  流星から言われてめっちゃビックリしてんで」

あ「そっか、言ってなかったか」





アイスに視線を戻し
何事も無かったかのような姉ちゃんに
照史がいつものテンションで突っ込む





橙「そっかちゃうねんw言えや!
  一緒にツーリングできたやん!」

あ「そうだ、ねぇ照史」

橙「…なんや」

あ「淳太くんがね
  照史の事、大好きって言ってたよ」

橙「はぁ?w」

青「何の話やねんw」

あ「思い出したから
  忘れる前に言っとく」

橙「どんなタイミングで
  そんな話になんねんw」

あ「酔っ払ってた時に言ってたよ
  照史の話ばっかりするから
  本当に好きだねって言ったら

  『大っっっっ好きやで!
 最高の相方や!』って」




淳太の口真似をしながら
下手な関西弁を使ってるのが可愛い




橙「んはははは!」

青「おもろい事聞いたなw
  明日、言うたろ」

あ「照史に会えって、ソレばっかり言うんだもん」






他愛もない話をしとるけど

スプーンが上手く扱えてない

多分、手に力が入ってない





もう、限界かな

体を起こしてるのが辛そう





照史が来たことで無理してるやろな





でも
それなりに話せたみたいやし

ハグもキスもしたみたいやし

まぁ今日の目標は達成やな





「後は明日」と言って
俺にアイスを手渡したタイミングで
ゴホゴホと咳き込んだ






青「姉ちゃん疲れたやろ?そろそろ帰るわ」

橙「ホンマや、こんな時間やん」





慌ててベッドから立ち上がる照史を

寂しげに見上げている





あ「もう……帰っちゃうの?」

青「もうすぐご飯の時間やん」

あ「………」

青「ちょっとしんどいやろ?横になり?」

あ「しんどくない」

青「俺に向かって
  下手な嘘付いても無駄やでーーw」





どこかの痛みを隠す事で滲んだ
額の汗を拭き取ると

俺が気付いてると理解したのか
口を噤んだ

304.→←302.青side なんで知らんねん



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設定タグ:桐山照史 , ジャニーズWEST , 中間淳太   
作品ジャンル:タレント
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向日葵(プロフ) - かこさん» コメントありがとうございます!気がついたら残りが少なくて焦ってます汗あと10話程度に詰め込むか…続編にしてダラダラ書くか…縮めるような文才が無いのは致命的です笑のんびりお待ち下さいませ😊 (5月26日 9時) (レス) @page37 id: 06dabafe54 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - お忙しい中更新ありがとうございます。本当に嬉しいです。今後の展開を想像するとギュッと胸が苦しくなりますが、最後まで皆の想いを見届けます!私も一気に読みたい気持ちと少しずつ読みたい気持ちがグルグル(笑)いい子にして更新をお待ちしててますね (5月26日 7時) (レス) @page37 id: 146cf31383 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 凛さん» いつも優しいコメントありがとうございます(´;ω;`)書きたかったシーンの1つでした。パスはスグに開放すると思うので、前作の2人がいちゃいちゃしてた辺りを読み返してください😊※私も読み返してます (2023年5月9日 12時) (レス) id: 06dabafe54 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 今日も今日とて切な苦しいですね。゚(゚´Д`゚)゚。素敵なお話共有してもらえて本当に有難い限りです。いつもありがとうございます。パス解除早くても早くなくても前作読み返したりしながらお待ちしていますね (2023年5月9日 3時) (レス) @page13 id: 4ef99da948 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:向日葵 | 作成日時:2023年5月6日 19時

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