ごめんなさい#2 ページ19
〜神谷side〜
思い切って聞いてみることにした。
神谷「Aはみゆき達となんの話ししてたの?」
A「!?(どうしよう…言えないよ)」
あぁ。
やっぱり、僕には言いづらいのかな。
神谷「ごめん。やっぱり、」
A「恋バナです。(嘘ではないよね…)」
神谷「そっか。って、え!?」
恋バナ!?ってことは、Aには好きな男がいるのか?
神谷「その…。好きな男とかいるのか?」
A「へ!?いませんよ!(浩史さんのことが好きだなんて言えないよぉ)」
神谷「よかったぁ。」
A「(え、浩史さんよかったって言った?もしかして…)」
神谷「ちゃんと男ができたら僕に教えてね。大切な妹が変なやつに騙されてないか見定めてあげるから!」
妹には幸せになってほしいし…。
A「はい。(まぁ、そうだよね。なに期待なんかしてたんだろう…私)」
とりあえず仲直りができてよかった。
話を終えると、Aは自分の部屋に入っていった。
俺も仕事部屋に戻ろうかな。
部屋に入って机の上にある写真立てを手に取る。
この部屋にはAを入れたことがない。
寝室の方は掃除で入ってもらってる。
けど、この部屋だけは入れられない。
だって、この部屋には沙希との思い出がつまってる。
俺のこんな弱いところはAには見せられないから…。
神谷「なぁ沙希、君ならもっとAとも上手く暮らせたのかな…。」
〜神谷《弟》side〜
弟「浩兄の妹で俺の姉ちゃんかぁ…。」
今は、役所に行った帰りの喫茶店の中にいる。
役所へは、例の篠宮Aについて調べるために行ってきた。
確かに、篠宮さんは俺らの家族だった。
弟「でも、なんか引っかかるんだよなぁ。」
家族ならなんで一緒に暮らしてなかったんだろう…。
なんで名字違うんだろう…。
しかも、どっかで聞いたことあるんだよなぁ…。
弟「篠宮っていう名前…。」
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作者名:あまっちゃん | 作成日時:2020年5月30日 17時