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ごめんなさい#1 ページ18
小野さんがタクシーで浩史さんの家まで送ってくれた。
A「お金まで…ありがとうございます。」
小野「いいよー。誘ったの僕だから気にしないで。それよりもさ、神谷さんすねちゃてるから仲直りしてあげてね。」
A「はい。」
小野「多分、今ごろ自分のことを責めて落ち込んでるだろうから。」
そんな、私が悪いのに…。
小野「Aちゃんも自分のこと責めちゃだめだよ。じゃ、またね！」
そう言って小野さんはタクシーに乗って帰っていった。
私は深呼吸をしていつもより重く感じられるドアを開いた。
すると、目の前には浩史さんが立っていた。
神谷「…おかえり。」
A「…ただいまです。」
神谷「……」
A「……」
神谷/A「あのさ！/あの！」
A「あ、すみません。先にどうぞ。」
神谷「いや、Aから言って。」
A「わかりました。あの、今日はごめんなさい。浩史さんに嫌な思いをさせてしまって…。」
神谷「待って、顔を上げて！僕の方こそごめん。勝手にへそ曲げて冷たい態度を取ってしまって…ホントごめん。」
A「いや、でも…」
神谷「じゃあさ、１つ聞いてもいい？」
何を聞かれるんだろう…。
A「私が答えられる範囲でなら良いですよ。」
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ひろしくん
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作者名：あまっちゃん | 作成日時：2020年5月30日 17時
