お仕事見学#2 ページ12
A「小野さん。ありがとうございます。」
小野「いいよ、全然。で、Aちゃんは何しに来たの?」
A「あっ、そうでした。浩史さんに忘れ物を届けに来て…。」
小野「神谷さんが忘れ物?珍しいなぁ。」
A「出かける前、少しバタバタして急いで出かけて行ったんで。」
小野「そっか。僕、神谷さんと一緒だから連れて行ってあげるよ。」
A「すいません。小野さんには助けてもらってばっかりですね。」
小野「いいんだよ。僕も同じぐらい神谷さんに助けてもらってばっかりだし。」
小野さんと歩いているといろいろな人にあいさつをされた。
小野さんってすごい人なんだなぁ。
???「あっ。A!」
A「浩史さん!」
神谷「ありがとう。助かったよ。」
A「いいえ。私ができることはこれくらいしかありませんし。」
神谷「ううん。本当に助かったから。で、なんで小野くんと一緒なの?」
小野「いやぁ。いろいろありましてね。へへっ。」
神谷「大丈夫?何にもされなかった?」
A「何がですか?」
神谷「ううん。何にもなかったならいいよ。」
小野「神谷さん僕を疑ってるんですか?」
神谷「うん。」
小野「ひどい!(泣)」
神谷「小野くんは置いといてA、せっかく来たんだし見学していきなよ。そしたら帰り
一緒に帰れるからさ。」
A「いいんですか?でも、お邪魔なんじゃ。」
小野「全然邪魔なんかじゃないよ。」
神谷「小野くん俺のセリフ取らないで。」
小野「うっかりおのでぃ♪」
神谷「うざい。」
そうして私は浩史さんのお仕事の見学をすることになった。
A「あの、浩史さん。」
神谷「ん?何?」
A「ここは、何をする場所なんですか?」
神谷「あぁ。ここはね、アニメの映像に声を入れるところだよ。」
小野「アフレコブースっていうんだよ〜。」
A「そうなんですか。そういえば友達が言っていたような気もします。」
スタッフ「神谷さん。小野さん。交代です。」
神谷「じゃあ、収録してくるね。」
小野「見ててね!」
A「はい!」
アフレコブース?でマイクの前に立った浩史さんと小野さんは別人のようだった。
???「あの2人、かっこいいよね。」
A「!!!」
???「あぁ、ごめんね。驚かせちゃったかな。」
A「いいえ。全然、大丈夫です!」
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作者名:あまっちゃん | 作成日時:2020年5月30日 17時