84.最強のタッグ ページ46
［サフラン王国 王宮］
《クラブ(a) side》
俺はチカラを使い、さっきの道へ戻ると、未だスペード達と戦っているシャドウを見つけた。
ここまで持ちこたえているのはすごい。
でも、さすがに2対1は厳しいよな…
シャ「鮮血の雨よ飛び散れ！ブラッディ・ストーム！！」
繰り出したのは、シャドウのレーザー攻撃の進化番。
本人が回転してあらゆる方向に光線を飛ばしている。
いや、あぶねえ！
かげから見ていた俺にも当たりそうな勢い。
しかしスペード達はびくともせずに次の行動へ移った。
クイーンが飛び立つ。
ここで俺は、かげから見るのを止め、道へ出た。
クイーンが国旗の描かれた天井から吊されたタペストリーを切り、それをスペードが凍らせた。
そして、シャドウの着地したところをめがけて落ちてきた。
まさか閉じ込める気か！？
俺はすぐさま後をついて行った。
しばらく行くと、シャドウは追い詰められていた。
凍ったタペストリーの両脇もアイスショットで固められ、前に行けない状況だ。
俺が追いかけてこれたのもこのタペストリーの両脇に隙間があったからだが、これじゃあ逃げられない。
ク「観念しなさい！」
シャドウが振り向き、スペードとクイーン。そして俺と目が合う。
今、スペードとクイーンの気はシャドウにあった。
これはチャンス。
クラブ(a)「まさか、ここまで追い詰めるとは思わなかったな。」
ス/ク「はっ！」
二人がこちらを向く前にチカラを使う。
ク「ﾝｯ…！何よこれ…？！」
ス「か…体が動かない！」
良い反応をしてくれるね。
クラブ(a)「残念だけど、どうやっても動かないよ。僕のチカラには逆らえない。」
ス「クラブ！何でシャドウに味方なんか…ﾊｯ！」
俺が二人の脇を通る。
シャ「俺はお前とペアが組めて光栄だぜ。」
クラブ(a)「それはありがとう。ここまでばれずにすんだジョーカーにもお礼を言わないとね。」
振り向いてスペード達に顔を見せる。
俺は含み笑いする。
ス「君、まさか…」
ク「あんたって…！」
シャドウが胸のバッジを床に投げつける。
クラブ(a)「じゃあ、また後で。」
煙幕が出ると、その場を去った。
ここからは別々の行動になる。
シャドウと一緒にいたが途中で別れた。
さて、俺の計画はここからが大事。失敗など許されない。
さあ、俺の予想は当たっているかな？
ラッキー怪盗道具
クイーンの剣
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Sleeper(プロフ) - ハニートースト 通称，ハニトン！さん» ありがとうございます。そのように思って頂けるなんて光栄です。更新も頑張ります。最近の話はオリジナルの内容が多いのでしっかり読んで頂けるとうれしいです。 (2019年4月4日 12時) (
レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン！(プロフ) - めっちゃ面白いです！読んでてドキドキしました！！更新応援します！！ (2019年4月3日 9時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗マリン(プロフ) - Ellen☆さん» ありがとうございます。まだまだ駆け出しですが、頑張っていきます！ (2018年11月4日 12時) (レス) id: bac295efd7 (このIDを非表示/違反報告)
Ellen☆ - 初コメ失礼します。読んでいて、続きが楽しみになりました！これからも頑張ってください！ (2018年11月4日 0時) (レス) id: 0744a9f242 (このIDを非表示/違反報告)
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