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81.起動のための第一歩 ページ43

[サフラン王国 上空]

クラブ(a) side



というわけで、無事に出発した俺たち。


俺は姫を、ジョーカーはハチとロコを抱えている。


パプ「チャンスです。今なら王宮の警備も薄くなっています。」

町中に兵士がウジャウジャいる。これでもまだ半分なのだろうか。

どれだけの兵隊がいるんだ…

ハチ「でも、ジョーカーさんが素直に人助けするなんて意外っすね。」

ジョ「あっはっは、何言ってるんだハチ。困っている人を助けるなんて人として当然じゃないか。」

ロコ「優しいですね。」

ハチ「さっすがジョーカーさん。」

隣ではジョーカーを尊敬するような声がするが、

一方、事の事実を知っている俺たちは…

クラブ(a)「うわー、嘘っぽい。」

パプ「そんなこと無いのにねぇ。」

と、こそこそと批判をしていた。


ジョ「何か言ったか?」

クラブ(a)「いいや、何も。」


それからほどなくして、王宮についた。


[サフラン王国 王宮]

近くの茂みに隠れ、様子を窺う。

王宮がはっきり見える位置だ。

ジョ「パスワードを入力する装置は王宮の最上階か。」

あそこに…あるんだな。

パプ「ラグナロクの光を起動してからでないと、自爆装置も作動しないのです。」

ジョーカーは腕時計からフックショット的なものを使い、
俺は、アルトの私物である小型のフックショットを使って装置のある建物に移った。

クラブ(a)「やっとって感じだな。」

ジョ「ああ、そうだな。」

俺はそう言いつつ、遠くに動く大砲を確認する。

これは…!


ドカンッ!


俺の思考よりも先に大砲が放たれる。



何とかよけたものの、もう一発かませてきそうだ。

大砲の方向が変わったのを機に、さっきの攻撃で空いた穴に入る。

これで一安心…だと思われたが

?「待ってたぜ」

俺にとって、聞き覚えのある声。

その声の方向にいたのは、サングラスをした兵隊…?

構わずジョーカーはトランプを投げる。


そしてそいつは的確にそのトランプを撃ち抜いて見せた。

構えるのはもちろんブラッディー・レイン。


ジョ「お前は…!!」






_____________________________________
作者


さてさて、クライマックスも近づいてきました!

いつになったらアルトは正体を現すのか、そしてアルトの狙う『金色の短針』は一体何処に…?

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ラッキー怪盗道具

クイーンの剣


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設定タグ:怪盗ジョーカー , 二次創作   
作品ジャンル:アニメ
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Sleeper(プロフ) - ハニートースト 通称,ハニトン!さん» ありがとうございます。そのように思って頂けるなんて光栄です。更新も頑張ります。最近の話はオリジナルの内容が多いのでしっかり読んで頂けるとうれしいです。 (2019年4月4日 12時) (レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン!(プロフ) - めっちゃ面白いです!読んでてドキドキしました!!更新応援します!! (2019年4月3日 9時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗マリン(プロフ) - Ellen☆さん» ありがとうございます。まだまだ駆け出しですが、頑張っていきます! (2018年11月4日 12時) (レス) id: bac295efd7 (このIDを非表示/違反報告)
Ellen☆ - 初コメ失礼します。読んでいて、続きが楽しみになりました!これからも頑張ってください! (2018年11月4日 0時) (レス) id: 0744a9f242 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sleeper | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年9月8日 23時

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