番外編 アルトとシャドウ 【作戦】 ページ20
[飛行船]
アルトside
プロフェッサーのいる大広間に着くと、そこにはダウトと猫?みたいな背の低い奴がいた。
C「来たか。アルトとシャドウはバトラーの隣に並べ。」
猫みたいな奴はバトラーと言うのか。
C「アルトとシャドウ、お前達には言っていなかったが、ある作戦を実行する。」
ある作戦…?面倒なものではないといいのだが…。
C「ブルースターを奪還する。」
いかにも、面倒そうだ。
ん?ブルースターって師匠のお宝にあったような…。
C「そこでアルトは…ってなんでその格好なんだ?」
アルト「あ、いや〜…色々ありまして…。」
そうだった…!今はクラブの格好だった…。
C「ちょうどいいな。アルトは怪盗クラブになってジョーカー達を呼び出して、月光城に連れて来てほしい。」
アルト「…へ?…月光城?」
月光城?聞いたことのない城だ。
て言うか…本当はクラブで仕方なくアルトになってんのに、そのアルトがクラブに変装するって言うのか?
ダウト「月光城は何年も前に廃墟と化しているの。そこを時を戻すチカラを使って、昔の姿に戻すの。まあ、実験の一貫よ。」
アルト「で、なんでその月光城なんだ?」
バトラー(以下 バト)「その城にはある仕掛けがあるんですよアルトさん。」
アルト「仕掛けねえ…。」
どうせ、やばいものなんだろうな。
アルト「まあ、宝でもあると言っといて呼んでみるか…。」
面倒だ…。
C「シャドウはスペードとクイーンを連れ出してくれ。ジョーカーの格好で。」
シャ「はぁ?奴に変装?なぜだ!」
いや、お前ちゃんと話聞いてたか?
C「これがないと魔水晶にも繋がらないんだよ、シャドウ。」
シャ「…ケッ。」
魔水晶か…。ということは俺の懐中時計のカギもあるのかな…。
C「明日の夜に作戦実行だ。どちらもいいな。」
俺たちは話が終わると一斉に散った。
急いで帰らないとやばい。ジョーカーが…
ダッシュで部屋に戻り、アルト用の服も持ちながらスカイジョーカーに向かう。
が、「ガシッ」っと誰かに腕を掴まれた。
俺は振り返る。
アルト「シャドウ…。」
シャ「 …なあアルト、今日、用事が済んだら、戻って来てくれないか?話したいことがある。」
息を切らしてまで、走って来たんだな。
アルト「…ああ。わかった。」
シャ「よかった。」
話したい事か…なんだろな。
アルト「じゃあまたな。」
そう言って俺はシュッと消える。
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ラッキー怪盗道具
クイーンの剣
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Sleeper(プロフ) - ハニートースト 通称,ハニトン!さん» ありがとうございます。そのように思って頂けるなんて光栄です。更新も頑張ります。最近の話はオリジナルの内容が多いのでしっかり読んで頂けるとうれしいです。 (2019年4月4日 12時) (レス) id: f153ef9291 (このIDを非表示/違反報告)
ハニートースト 通称,ハニトン!(プロフ) - めっちゃ面白いです!読んでてドキドキしました!!更新応援します!! (2019年4月3日 9時) (レス) id: b6696be840 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗マリン(プロフ) - Ellen☆さん» ありがとうございます。まだまだ駆け出しですが、頑張っていきます! (2018年11月4日 12時) (レス) id: bac295efd7 (このIDを非表示/違反報告)
Ellen☆ - 初コメ失礼します。読んでいて、続きが楽しみになりました!これからも頑張ってください! (2018年11月4日 0時) (レス) id: 0744a9f242 (このIDを非表示/違反報告)
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