今日:62 hit、昨日:78 hit、合計:277,912 hit
小｜中｜大
_________ ページ20
.
kj「ダテ！」
dt「なに」
kj「今日ずっと俺んとこおるけどそんなに俺のこと好きなん？」
dt「…」
kj「そこはうんて言えや！」
目黒からはっきり想い人について話されるのは聞きたくないし、ふっかも目黒のことどう思ってるかわからない。
ラウールは隠れる場所にはなってくれそうだけど、その、…妬いてしまった手前、いきづらいというか。
翔太と佐久間と阿部は俺の気持ちを知ってるし、照に至っては頼ってしまった故少し気まずい。
だから、康二のそばに避難するのが最適なのだ。
kj「何があったかしらんけどさぁ、じれったいねん！殺されそうな視線向けられる身にもなって？ほら、」
耳許で文句垂れてきたと思ったら、促された先には目黒がいて。
視線が絡んだら腰を上げてこちらに歩いてきたから思わず康二の後ろに隠れる。
mm「康二どけ」
kj「見たらわかるやろダテがしがみついとんねん俺に！」
mm「舘さんお願い、話聞いてほしい」
fk「めめちょっと待って。舘さんちょっと」
視界外に現れたふっかに部屋の隅まで腕を引かれる。
fk「舘さん。目黒の発言はさ、俺じゃなくてコレのことだから」
ふっかが徐に袖を引き上げると、テーピングが巻かれた手首があらわになった。
dt「でも、」
fk「康二も言ってたように俺たちみんな結ばれてほしいって思ってるから。信じてやって？」
dt「…ぅん、」
目黒は俺の手をとって皆が見えるような部屋の中央で立ち止まった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3160人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：微.
| 作成日時：2022年7月22日 0時
