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fk「ゃ、ん、目黒っ」
mm「いっかいいっとこっか、ね」
俺を扱く手は止まらないし、パジャマの裾から滑り込んできた指に胸の飾りを弄られて。達しない方が難しかった。
fk「はぁ、はあっ、ん…」
恥ずかしい。下のパジャマもぐしょぐしょだ。
mm「じゃ、髪乾かしてくるね」
fk「やだっ、まって、」
mm「ん？なあに、ふっかさん」
これから俺が何を言うか、目黒はわかってる。
だってこれも、目黒が仕掛けた甘い罠だから。
fk「いかないで、…つづき、して？」
mm「んふ、そうこなくっちゃ」
よごれたパジャマを脱がせてくれて、じっくり愛撫される。
普段のそれも昂ってしまっている体には物足りなくて、焦らされているとしか思えない。
fk「ん、も…はやく…、」
mm「どこ触ってほしいの？」
そんなの、聞かなくてもわかるじゃん。
fk「いじわる」
絶対言わせるって顔に書いてあるよ、ああこわいこわい。わかったよ、いつも通り俺が降参すればいいんでしょ。23歳に従順な28歳。ははは。
fk「ここ…、きもちよく、して？」
目黒の骨張った指をとってひくついてるそこに導いた。
ちょっと阿部ちゃんの真似してみた。ちゃんとあざとくできてる？
mm「ふっかさんやば、想像越えた」
目黒ご満悦。よかったわ。このにやついてる顔は目黒担には見せらんねーな、うん。あは、マウントとっちゃったよ。
mm「こっちにかわいいお尻むけて」
腰をグッと引き寄せられた。この格好は何回しても慣れない。顔に熱がたまる。
mm「ふっかさん背中綺麗」
肩甲骨から背骨へ、味わうように舌が這う。
fk「んッ、目黒の背中の方が、綺麗だよ」
いつのまにか口内に侵入してきた目黒の指を噛むことで快感に耐えた。
mm「ふふ、がじがじしちゃって。俺の指おいしい？」
fk「ん、おいひぃ」
mm「かわい、すき」
いつまでも指がこなくて、強請ろうと口を開いたら出ていった指が的確に奥にすすんでいく。
mm「どう？ふっかさんの甘いので解れてるよ」
fk「んんん、ゃっ」
自分の唾液でなんて、恥ずかしすぎる。
mm「ほら、指足すから舐めて」
fk「ふ、んん、」
恥ずかしさから食いしばって耐えていたけどうなじを舐められて油断したから簡単にこじ開けられて、自分の味がする指が唾液を絡めとっていった。
わざと水音がでるように掻き回してくるのがいやでも聞こえてきて、きっと今の俺は顔も耳も尋常じゃなく赤いんだろう。
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作者名：微.
| 作成日時：2020年8月9日 21時
