［La neige］ⅱ (ページ24)

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dt「あ、っ、はげし、」
ru「、ごめ、さきにいくかも、っ」

舘さんの先走りを垂らすそれに触れるとぎゅぅ、と締めつけが増して、限界が近づく。

ru「好き、…涼太くん、」
dt「ふぁ、っ！」

名前を呼ぶと、俺と同時に舘さんも果てた。
荒い息をして壁によりかかるその体を強く抱きしめる。

dt「ン、はぁっ、、ずるい、でしょ、さいごの、」
ru「えへ、ごめんね、」

ちら、と舌を出して謝ると舘さんからキスをしてくれた。しかも舌を絡める、甘いやつ。

ru「んっ、ねえ、これからは涼太くん、って呼んでもいい？」
dt「いいよ、うれしかった」

こんな溶けちゃいそうな甘い時間、はじめてだ。

ru「俺まだ高校生のガキだけどさ、これからもはもっと、甘えてほしいな、」
dt「んふ、わかった」

ああ、好きすぎる。可愛い。

ru「もっと好きになっちゃった、どうしよう」
dt「ふふ、それは光栄です」

ふわふわ笑う涼太くんを離したくなくて、ここから動きたくなくて。…どうしよう。

dt「じゃあ、…もう一回しようか」
ru「、えっ」

思わぬ発言にぐりぐり押し付けていた顔をあげる。

dt「甘えていいんでしょ？」
ru「うんっ、もちろん！」
dt「さすがに歩けないなあ、抱っこして？」
ru「はい、」

ノックアウトされすぎて、思わず敬語になる俺。
俺、心臓もつかな。

dt「ぱーてぃーたいむ、なんつって。ふへへ」

…だめかも。

fin.