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0話 輪廻転生。 ページ3
パチリ、と目を開けると白が広がる世界だった。
『…………』
世界がテレビの用に写っている。
『……………』
サノとシアンとミクがテレビに写った。
何の話をしているか解らないだが、これだけは分かる。
悲しんでいる。俺の墓を見て、苦しんでいる。
『ごめんな………』
テレビに触れながら掠れたか細い声で声を紡いだ。
『ごめん………ごめんな』
お願いだから苦しむな。
俺のことは良いから強くいきろよ。
声に出すのもつらい。
悲しい………な。
白に俺の涙が溢れ落ちた。
涙は止まらない。
「何を泣いている、人よ」
声が聞こえ、すべてのテレビが砂嵐に変わる。
『誰だ』
「ワレは、ニアラ竜だ」
相手は竜でも戦う気が起きない。
『………』
「ワレはソナタの事が気に入った」
『竜にきにいられても』
「ワレと契約をしろ、そしたらまた」
生き返せてやろう。
今の俺には生き返るという選択は無く、そのまま失せることしか出来ない………なら。
『良いだろう』
「それは良かった生き返る世界ではきっとソナタの仲間に会うことは無い……それでもいいのか？」
『会えねぇのは残念だが、仕方ねぇ俺は…………生き返る』
強く、返すとよかろうと言葉が聞こえ俺は意識を落とした。
続く (更新停止中)
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作者名：イア@宗像形厨 | 作者ホームページ：
作成日時：2013年6月9日 15時
