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アッくんは美容師
タクヤくんは薬剤師
マコトくんは実家の奈良を継いでる
山岸くんは公務員
溝中五人衆として変わらず仲良くしてるみたい
それから半間はフリーのカメラマンとして世界中を放浪
半間も灰谷兄弟と同じで何かと絡んでくるけど普通に話してて楽しい⋯何考えてるか分からないけど。
ヒナちゃんの弟のナオトくんはオカルト雑誌の記者として充実してるんだって
そして私の大好きな妹、エマはドラケンと結婚して専業主婦、今はお腹に小さな命が宿ってる
性別なんてまだ分からないけどおもちゃやオムツを大量にプレゼントすれば気が早ぇ!ってドラケンに怒られたな⋯。
「ふふ、間に合って良かったね」
「Aちゃん!」
イヌピーくん達から離れて千冬の元に行けば満面な笑みで返事してくれるから相変わらず忠犬っぽいなと内心で思う
幼馴染三人も千冬みたいに素直に聞いてくれたらどんだけ楽か
「社長ー、何やってんだよ遅刻じゃん」
「緊張して寝れなかったんじゃねぇの?」
千冬に、リンとピアスの鈴を鳴らして言う一虎と指差して笑ってる圭介
千冬は今、ペットショップ”
⋯まぁ言わずもがな一虎と圭介なんだけど。
千冬からよく愚痴を聞かされるから相当鬱憤が溜まってるんだなと察して良くサシ飲みしたりする。
「場地さんいい加減獣医になってくださいよ
いつまで学生やってるつもりっスか?」
「バーカ、大変なんだよ獣医は」
「場地さんの頭で本当になれるんすかね?」
「わかるわー社長」
「そうね、確かに圭介には難しいかも」
「ぶっ飛ばすぞテメェら!!⋯つかA、オマエはどうなんだよ」
「ふふ、知りたい?」
「あー⋯こりゃ大丈夫そうだな」
「もう!聞いてよ!」
聞いてきたくせに!と、ガバッと圭介に抱き付けば
先程までサウスと走り回ってた万次郎が大声上げて、圭介と私を引き剥がし私を抱き締める万次郎
「場地、やっぱテメェAを奪う気かよー!」
「ばっ!?そんなんじゃねぇよ!コイツから抱き着いてきたんだろ!?」
「圭介!私は順調、お腹の子も順調!」
イェイ!とVサインしつつ笑顔を見せる
「え!?お腹の子!?」
「赤ん坊出来たのか!?」
「Aちゃんいつの間に!?」
私の唐突な発言に周りは驚いてる事に気付いた
「あ」
この事は万次郎は勿論のこと圭介とエマしか知らなくて
やべ⋯って舌出せば、万次郎は笑ってた
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作者名:たまりんこ | 作成日時:2023年1月24日 11時