#141 ページ46
「始めるって何を」
「ちっ、
「S62⋯って天竺の幹部たち⋯?それって⋯どういう事っスか⋯?」
「コイツは元々黒川イザナ達の仲間⋯少年院で出会った6人”極悪の世代”だ」
ココが言ったS62というワードにタケミっちが反応すればイヌピー君が説明してムーチョはイザナ側なのか⋯それとも、だったのか⋯
「お前らには関係ねぇイザナとオレの問題だ」
「それよりも何でこんな惨い事するの」
パイプ椅子をタケミっちの側に置きその椅子に座るムーチョ
「
「⋯特務隊?」
「簡単に言えば東卍の”風紀委員”⋯オレら伍番隊は東卍の裏切り者を罰する事が出来る総長の合意なしでな!
マイキーは東卍の隊長の中で一番喧嘩の強ぇオレにこの”特務”を任せた」
「って事は⋯もしかして俺って何か疑われてる?」
「オレのモットーはよぉ「疑わしきは罰する」だ」
タケミっちが疑われてるのか聞けば答えは疑わしきは罰する⋯私が知らない所でタケミっちは疑われる様な事をしたのだろうか?
でもタケミっちはそんな事しない⋯何か裏があるのか?
「⋯⋯イザナだろ?天竺の黒川イザナと俺が昔繋がっていたからだ」
「え?イヌピーとイザナが!?」
「えっ⋯」
「イザナの側近だった俺が壱番隊にいる、壱番隊は東卍の”
「そんなっ」
「テメェの考えはそんなトコだろ?ムーチョ!」
「俺が東卍の
ムーチョが椅子から立ち上がると暫くの沈黙が続いた
「花垣は
その沈黙を破ったのはココだった
そして、タケミっちがユダではないと否定する
「ムーチョ⋯テメェの考えは外れだ東卍を裏切る様な真似はしてねぇ」
「土下座する準備しとけよ 許さねぇけど」
「俺らは何も知らねぇ」
「ふっ⋯テメェらさっきから何勘違いしてんだ?特務の話をしたのはこれが特務じゃねぇからだ」
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作者名:たまりんこ | 作成日時:2022年8月13日 12時