#89 ページ43
「しっかし俺ら稀咲に殺されんのかー未来の事でもむかつくわー」
ベンチに座り千冬はカップ麺をズズッと吸ってタケミっちに食べるか確認すればカップ麺を手に取るタケミっち
私は暖かいココアを飲んで体を温めた
「⋯稀咲はやっぱり圭介の仇なんだね？」
「間違いないです、ハッキリと未来の稀咲の口から聞きました」
「絶ッ対ェぶっ殺す！⋯でも今じゃねぇ稀咲率いる参番隊は隊員数100人、更に元芭流覇羅から新設された陸番隊もいる
それに対して俺達は新造壱番隊、まだ上手く機能してない」
「雲泥の差だな⋯」
「あぁワクワクするな！タケミっち！」
「稀咲なんざ一瞬よ」
「お前はこれから誰にも負けねぇ壱番隊を創るんだ、タケミっち、ゼロからのスタートだけどお前なら出来る！黒龍だろうが稀咲だろうがぶっ潰せ！
それが全部を話してくれたお前への俺らの答えだ」
「「これからもよろしくな/ね」」
手を差し伸ばせば握られた手に力が入る
それがこの三人のこれからの決意表明の証
「ねぇねぇ未来の千冬はどんな感じだった？私は？」
「千冬はあんま変わんなかった⋯あ、黒髪になってたぐらい⋯
Aちゃんは正直めちゃくちゃ綺麗でしたね⋯お胸も豊満でめちゃくちゃえr「それってイケメン選び放題って事ー！？エマに怒られそー！！」
「俺、あんま変わんないのか⋯てか！Aちゃんはこれ以上可愛くならなくていい！虫が付きまくる！！」
「千冬のAちゃん愛は何なんだよ⋯あ、後は半間と腕組んでました」
「⋯⋯うわ、ちょっと未来の私を聞かなきゃ良かったわごめんタケミっち吐いてくる」
「えええぇぇぇ！？」
「あ！！タケミっちお前俺のラーメン全部食った！？」
「え、うん⋯くれたじゃん」
「バカ！！一口食ったら普通返すだろ！？」
「え？何そのお前ルール⋯」
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作者名：たまりんこ | 作成日時：2022年7月15日 17時
