【激甘注意！】 ××してみた。されてみた。【ヒロアカ短編集】 (ページ15)

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轟焦凍×赤い跡ページ15

私がソファーで寝転がっていると、焦凍が馬乗りで乗ってきた。

しかも、顔がやたら近い。

隙があればすぐに、そういうことするの止めてほしい。

焦凍は私の服に手をかけ、肌蹴させる。

最近は、抵抗しても無駄だってことがわかったから、あまり抵抗もできない。

されるがままになっていると、焦凍の手が止まった。

「A、これ…」

焦凍は私の首筋に触れる。

“これ”というのは多分、首筋にある跡のことを指しているのだろう。

「あぁ、それ？それは…」

「誰にやられた…？」

「へ？」

焦凍の目が明らかに変わった。

「誰につけられた…？」

“つけられた”ってことは、キスマークという名の、あれ！？

完全に誤解されてる…

「ちょ、ちょっと待って焦凍！」

「言い訳は、聞かねぇよ。」

焦凍の唇が首に触れる。

「う…」

微かな痛みが走る。

焦凍の舌が、鎖骨の辺りを這う。

焦凍は止めていた手を動かし、私の服をずらす。

そして、胸にキス。

焦凍は私の体中に舌を這わせ、赤い跡をつける。

「ちょっと待って…！」

私は隙を見て、焦凍の両手首を掴んだ。

「説明、させて…？」

「何を、だよ。」

私は自分の首筋を指さす。

「これ、虫さされ…。」

「……は？」

そう、この跡はキスマークでも何でもなく、ただの虫さされ。

今、本物いっぱいついたけど。

「そういうこと、先に言えよな…」

「言おうとしてたじゃん。」

顔を真っ赤にして、俯く焦凍。

「なぁ、A。」

――― 「続き、していいか？」

虫さされも悪くないかな、なんて思ってしまう今日この頃。

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蘭丸。様、リクエストありがとうございました！