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放課後になり、地図を頼りにMANKAIカンパニーの寮に向かった。

着き、目の前に立っていると、聞き覚えのある声が聞こえた。

「あれ?Aちゃん?!」

「?…七尾太一…」

「名前覚えててくれたんスね!」

そりゃ…毎日話しかけられてたら、覚える他ないでしょ…

「なんでここにいるんスか?」

「アンタの方こそ、なんでいるの?」

「俺っちは、ここの劇団で演劇やってて、今の家はここなんス!」

「!そう…」

七尾太一が演劇なんてやってると思わなかった、意外だ…

「Aちゃんは?」

「雄三、分かるでしょ。あの人に来いって言われたから」

「!?ど、どういう関係ッスか!?」

「ただの親戚」

「意外っす…」

「??」

私は、意味がわからず、はてなマークを浮かべていた。
すると、後ろから歩いてくる人がいて、七尾太一が「テンちゃーん!」と呼んだ。

…テンちゃん?

後ろを振り返ると、凄く懐かしい人物がいた。
背も大きくなってて、正直驚いた。

「!?」

あっちも、驚いているらしい。
そりゃそうか…会うの、だいぶ久々だし。

「…A…なのか?」

「…」

私は無言で頷いた、すると、七尾太一が

「えぇ!?テンちゃんとAちゃんって知り合い同士っすか?!」

「まぁ…」

昔、子役だったなんて、バレたくない。

そう思い、返事を曖昧にすると…

「太一、何でこいつ連れてきた」

天馬は、私が子役を辞めた理由を知ってるからなのか、七尾太一にそう言った。

「!?お、俺っちじゃないッスよ!Aちゃんは、ユーゾーさんに用があって…」

「?あの人と知り合いなのか?」

「親戚」

「そうか、意外だな」

天馬にも七尾太一と同じことを言われるとは…

「…天馬も劇団に入ってんの?」

「まぁな」

すると、MANKAI寮のドアが開いた。

「天馬君、太一君、おかえりなさい。あ、Aさん?」

「ただいま/ただいまっす!」

「え、あ…はい。あなたは?」

「MANKAIカンパニーの主宰兼総監督をしている、立花いづみです。よろしくね!雄三さんから話は聞いてるよ、入って入って」

そう言われ、私はMANKAI寮に足を踏み入れた。

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設定タグ:A3! , 七尾太一 , 皇天馬   
作品ジャンル:恋愛
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mutsuTrb(プロフ) - 更新できず、申し訳ありません。忙しい日々が続いており、更新がとても不定期になりますが、今後もよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年12月4日 0時) (レス) id: 2878d2101b (このIDを非表示/違反報告)
夢花 ゆめいろ星(スター)の夢花(プロフ) - mutsuTrbさん» いえいえ! ふむふむ、続き楽しみに待ってます♪そして応援しています!……夢主負けるな!(夢主にも応援w) (2018年7月30日 5時) (レス) id: f2643ccfd4 (このIDを非表示/違反報告)
mutsuTrb(プロフ) - 夢花 ゆめいろ星(スター)の夢花さん» ありがとうございます!更新頑張ります!夢主ちゃんもこれからというところなので、楽しみにしていてくださると嬉しいです! (2018年7月29日 9時) (レス) id: 2878d2101b (このIDを非表示/違反報告)
夢花 ゆめいろ星(スター)の夢花(プロフ) - あ、続き楽しみにしてます(下のアカウントと同一人物です) (2018年7月29日 7時) (レス) id: f2643ccfd4 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - まあ、夢主ならエスカレートしても芝居とかでそいつら潰すか、カンパニーのみんなも協力してくれると思う。きっと心強い味方もできる事だし、大丈夫だと信じてる。 (2018年7月29日 7時) (レス) id: bd08756414 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ばな奈 x他1人 | 作成日時:2018年6月29日 22時

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