遠距離恋愛中の溺愛彼女2 紫原敦

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Aちゃんが入院して数日後




まだAちんはまだ目を覚まさない。
静かに横たわるAちんの姿はいつも以上に細く脆く見えた…







紫原 「Aちん…早く目を覚ましなよ。早くAちんの笑った顔が見たいし…それに言いたいこともあるんだよ〜」





そう言い、優しく手を握った。

今にも折れそうな細い腕、少し強く握ったら壊れそう…





赤司 「紫原」

紫原 「赤ちん…」

赤司 「学校はどうした？」

紫原 「休んだし〜」

赤司 「そうか。」

紫原 「ねぇ赤ちん、Aちんが目を覚ましたら…赤ちんと結婚するの？」





もし、『あぁ』と答えたら俺は意地でもAちんを取り戻すつもりで赤ちんに聞いた。




赤司 「そうなればまたAは死のうとする。だから紫原に譲るとするよ(*^^*)」

紫原 「赤ちんはそれでいいの？」


赤司 「正直言うときっぱりは諦められないさ…けど俺は大切な人の幸せを奪うことは出来ない。」


紫原 「赤ちん…」

赤司 「だから頼んだぞ。今度はお前がAを守れ」


紫原 「そのつもりだし。」

赤司 「それじゃ俺は学校に戻るよ」

紫原 「うん。」



ｶﾞﾗｶﾞﾗﾋﾟｼｬ (ドアを閉める音笑笑)



ねぇAちん、これから沢山思い出を作ろね〜、今までの分もこれからの分もずっとずっと…だからさまた沢山笑ってよね〜。







いつまでも待ってるからさ(*^^*)

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