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儀式 ページ20

先生は、そういうと俺達の目の前で
何やら、筆?のような物を取り出して自分の真下の床に何やら、複雑な模様を描き出した。
これ…魔法陣…?
いや、でも死神が魔法陣を使うなんて聞いた事ねぇぞ…
先生は、描き終わるや否や、
先生?)「君!」
と、紺色の髪をした男の死神見習いの奴…ヲカを指さした。
※ヲ)→ヲカです
ヲ)「は、はい!」
先生?)「君、そに立ちなさい。」
先生は、ヲカに模様の中心部分を指さしながら言った。
ヲ)「わ…分かりました。」
ヲカは、恐る恐るそこに立った。
先生は、ヲカの立つ位置を舐めるように見ていたが、突然俺らの方を振り返り、
先生?)「良いか?今から起こる事をしっかりと見るように!」
と言った途端、
«パァ!!»
と一瞬真っ白い光が、ヲカから放たれた。
ヲ)「わっ!!」
『?!』
眩しい!!な、なんだ!?
目を瞑りたい。でも、先生に見ろと言われているので瞑る訳にもいかない。
目が慣れて来て、その光景に俺は、思わず呟いた。
『…え?』
なんだ…?ヲカのアザの部分から…紺色の…糸?
ヲカのアザから伸びている糸は、まるで吸い寄せられるかのように1つの代用の物へと続いていた。
それは、小型のナイフだった。
すると先生は、おもむろにそれを掴み、ヲカに手渡した。
先生?)「これから、君はこれを使うように。」
ヲ)「は、はい!」
なるほどな。こうやって決めるのか。
でも、一人一人だと時間がかかるから
恐らく俺達、いっぺんに今の儀式を行うんだろう。
その後、俺の思った通り
俺達はいっぺんにその儀式を行った。
驚いたのは、糸の色がそれぞれ違う事だった。
俺の糸の色は、灰色だったのだ。
その糸の先にあった、俺の代用の物は…
--------キリトリ線--------

ナヴァ→←代用の物。



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羅琉 - できればもう一つの作品も更新してくれると嬉しいです! (2020年6月27日 12時) (レス) id: b0d47f7052 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほりはる | 作成日時:2020年4月9日 17時

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