転生前の友人に､裏切られた (ページ13)

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転生後のゼラの生活ページ13

正直､悪魔で居る頃とあまり生活は変わらなかった。
パナタに､俺のオヤ…ニアとケオと言った…の元に連れてって貰い
2人と､心配だからと言うパナタから､それぞれ死神の生活やこれからの事についての説明を受けた。
まず､死神の仕事は魂の回収｡
どうやら、死神の中で魂は人間の物に限らず､自我がある、鳥､虫､獣なども回収し
大切に向こう(あの世に)送る名誉のある仕事である。と考えているらしい｡

他にも、一人前の死神になるまで､鎌の代わりに別の物で魂を回収する事や､
魂の回収及び、護身用でもある呪術(魔術のような物)に関する説明を受けた。

まず､呪術の力の源は、個人が持っている呪力という物らしい｡(魔力のような物)
ただし、魔力と違うのは、鍛錬すればするだけ､呪力の量が増える事｡
魔力にも向上訓練はあるが､悪魔になった際魔力の量はほぼ決まってしまう。
魔力向上訓練は、気休めであり、魔力をどれだけ保てるかという(戦闘などで、魔力を減らしにくくする為の)訓練に過ぎなかった。
だが､呪力は､鍛錬すればするほど､ほぼ確実に呪力の量が増えるらしい。

次に、1人前になるまでどうするのか。
これも悪魔と同じで､[教育]を受けなければならない｡
魂を扱うため、魂の正しい扱い方や、回収の仕方を学ぶのだ｡
でも､人間界と似ているせいか､
ちゃんと[ニュウガク]もあるらしい｡
おかげで、しばらくは[教育]を受けに行く必要はなかった。
但し、それは決して学ばない期間ではない｡
その間[教育]をオヤがそれぞれのやり方で、教えるのだ｡

その説明が終わった瞬間、俺のオヤである2人からの[教育]が始まった。

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