鈴木さん家の日常 7

: ページ28

ーースタジオ

翔「････Σっ！！」

達「おはよーございます」

スタッフ「おはようございます。すいませんがまだチューニング終わってないんで、もう少しかかります」

達「了解。いつでも行けるようスタンバイしてた方がいいよな？」

スタッフ「出来ればそうお願いしたいです。蒼井さんももういらっしゃってるので、必要な打ち合わせあれば今のうちにそっちも」

達「ははっ、最終リハなんだし打ち合わせも何もwまぁ軽く声合わせとかしとくよ。チューニングってそんなかかるやつ？」

スタッフ「確かにそうですねwチューニングはあと10分程度で終わらせます！」

達「よろしくな」

スタッフ「はい！」

翔「････っ」

達「おう、翔太早いな。お疲れさん」

翔「Σおっ、お疲れ様ですっ！」

達「はっ！そのきょどり様久々だなーw」

翔「えっ････」

達「いや、だってさー最初の頃って翔太そんな感じだったじゃん。何年前かもうわかんねぇけど懐かしいなぁ〜と思って♪」

翔「す、すいません････」

達「俺別に怒ってねぇしwってか、身構えすぎだろ〜まぁ大方LINEグループのことで俺に何か言われる・聞かれるとか思って不安なんだろうけど」

翔「Σっ！？！？」

達「ははっ、ビンゴだな♪」

翔「Σえっ！？何でわかったんですか！？」

達「そんなんお前の顔に書いてある」

翔「Σえぇっ！？(思わず頰を両手で抑える)」

達「ばーか、例えだって例え。翔太のお肌は今日もツルピカだぞ♪」

翔「あ、ありがとうございます････怒らないんですか？」

達「何で俺が怒るんだよ。そりゃあまぁ俺だけ除け者かよって思わなかったって言えば嘘になるけど、佳那に聞いたぞ？そのグループLINEは俺達鈴木家の話題ばっかりだって」

翔「はい、確かにそうですけど････」

達「ほら見ろ、そんなん聞いたら俺は有り難いとしか言えないし。それに、前みたいに佳那が困ったことがあって、それが俺に言い難いことならまずお前達にも相談出来るし、その上で3人でトークしたりも出来るだろ。なのに俺は怒ると思うか？」

翔「Σいいえ！」

達「だろ。まぁまずもうあんなことはないようにするけど、翔太が不安がる必要もないってわかったか？」

翔「はい････すいませんでした」

達「だーかーらー謝んなっつーの。逆に俺は感謝してんだぜ？マジで」

翔「あっ」

達「ありがとな」

翔「ハイ！」

達「おしっ(笑顔で翔太の頭を撫でる)」



→

:→←木曜日の午後

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す