期待されたいエゴイスト２【ブルーロック】 (ページ18)

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名前『たった一人の“英雄“なんだよ  …！
メッシ、ネイマール、Ｃ・ロナウド
その一人の存在…英雄によって、サッカーは無限に進化する。そいつを止めるためにＤＦシステムが創造され、それを凌駕する為にまた新しい戦術が生まれるんだ。たった一人の輝きが、国を…世界を変えていく！
それがサッカーというスポーツさ』

言い終わると絵心が自分を写せと言うように見ているのがすぐ分かったのかモニターを絵心に戻した

   絵心『戦う準備は出来てるか…？その全てが“ブルーロック“にある！！』

絵心がそう言うと蒼は自分にモニターを戻すと

 名前『一次選考(一次セレクション)についての詳しい説明に戻るね〜、さっきも言った通り一次セレクションは、同棟内５チームによる総当り
グループリーグマッチだよ  全１０試合終了時の勝ち点上位２チームが勝ち残り、下位３チームは敗退。そのメンバーはここから強制退場になって、この先日本代表としてプレーする権利を失うよ

ただし、敗れた３チームにも復活ルールとして全試合終了時点でのチーム内得点王は勝ち上がれるシステムになってるから。チーム内で最多得点数者が並んだ場合は、フェアプレーポイントを採用し、ペナルティーポイントの少ない人が勝ち上がることになるよ〜』

フェアプレーポイントとは、イエローカードやレットカードが提示されるごとに減点されるポイントのこと、反則ポイントとも呼ばれる。蒼は分かりやすいようにモニターに簡単なフェアプレーポイントについての説明をモニターに映した

  名前『“己のゴール“か“チームの勝利“か
そんなストライカーの宿命がこの一次セレクションで試されるよ。これはサッカーを０から創る為の戦いだよ  第一試合は今から2時間後

チームＸ vsチームＺだよ〜
そして、第二試合も今から2時間後
チームV vs チームYだよ〜頑張ってね〜』

   蒼はそう言い終わると手を振ってモニターをタイマーに切り替えると、回転椅子にもたれる絵心の方を向くと立ち上がり座っている絵心の方に近づくとしゃがむ

名前「終わったよ、お父さん」

絵心「あぁ、お疲れ
2時間後に試合前の選手達の体調チェックと
試合後に負けたチームにアドバイス頼む」

そう言いながら絵心は名前の頭を撫でる

名前「うん、頑張るよ」

絵心「薬飲んでから行けよ」

名前「はーい」

名前は撫でられるながら目を細める
そしてはーいと手を挙げて返事をする 