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清華「な!?親に向かってなんてこと(((名前「親がなんなのか、イマイチ分かんないけど、少なくとも…我が子の好きなことさせない時点で親じゃないでしょ?もう、僕は2人を親とは思わない…精々覚悟しておきなよ」
名前はそう言うと2人を残して先に家に帰る
それから、蒼は“復讐“しようとある行動に出た。そして、賢の出張が終わり日本に帰国する。本当の家に帰ると名前は…
名前「あげる」
賢「な、なんだこれ?」
名前は突然、両親に茶封筒を手渡した
名前「“最後のプレゼント“だよ
僕は自分の部屋にいるから」
それだけ言い残すと蒼は自分の子供部屋に帰る…そして耳障りな“2人の大声“が聞こえないようにヘッドホンを付けてパソコンに繋げると海外サッカーの試合を観戦する
そして、しばらくした頃…
蒼はノエル・ノアがインタビューを受けてる
シーンで動画を一時停止すると
名前「ノエル・ノア…僕はあなたに追いつけそうにないかもしれません…」
そう呟きながらパソコンの画面に映る
ノエル・ノアの顔を指でなぞる…
すると、あることに気づいた
名前「ん?静か…終わったかな?」
先程まで薄ら聞こえていた“2人の大声“が聞こえてこないことに気づいた…
ヘッドホンを外すと両親がいるリビングに向かう
清華「あ…あぁ…」
賢「ぐっ…ガハッ…」
名前「ん、良かった上手くいったね」
両親は血まみれで倒れていた
2人の手には血の付いた包丁があり
恐らく、お互い◯し合いしたのだろう
賢「…たの、む…たすけ…」
名前「ヤダ
だってこれは僕の“復讐“だもん
喜んでくれた?僕の“最後のプレゼント“」
そう言って名前は開かれた茶封筒を見る
茶封筒から出ているのは賢と知らない女性が
清華と知らない男性が写った写真があった
これは、名前が用意したもの
蒼はW不倫していることに気づいて
病院から出た後に2人の証拠をかき集め
帰国した時に2人にそれを見せて
崩壊させた…
賢「お、おい?なんで…こ、んな…こと」
名前「今まで退屈だった」
清華「へ?」
名前「なんでも出来て出来ないことがない
そんなのが退屈で仕方なかった。
でも。サッカーだけは上手く出来なかったの
それが楽しくて楽しくて仕方なかったんだ
だから続けていたかったのに、アンタらは
それを辞めるように言った…」
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作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年3月1日 0時