ー10話 運命と復讐 ページ5
そして、アメリカ出張して
1年経つ頃だっただろうか_
名前は7歳で小学校を卒業してしまった
本来あり得ないことだが、名前はもう小学校の教育を受けなくて良いほど賢かったのだ
清華「名前!凄いわ!世界一の天才ね!」
賢「本当に凄いよ名前!!!」
名前「うん…」
名前を褒める2人だが、名前の目は冷めきっていた。これには理由がある…蒼は気づいてしまったのだ、愛されてるのは“名前“ではなく名前の“才能“であるということに…
それから2年経った頃だったろうか…
名前は8歳で中学校を卒業し、難関高校に入学した
名前「…」
名前はなんでも出来てしまうことに退屈を感じていた、玲王とゲームをしていた時は楽しかったが、今ゲームしても全然楽しくない…
退屈しなさそうなスポーツや楽器、美術などをいくらしても、完璧にこなせるが…全く楽しさを感じない
そんな退屈な日々を送るある日_
名前が高校の帰り道だった
名前の“運命“を変える出来事が起きた
【ワーワー!】
名前「うん?」
街が賑わっている、そして大型モニターに
サッカーの試合が映し出されている
サッカーのことはよく分からないしまだやったことがなかった…名前は何故か興味が湧き
そのまま眺めていた
【ボンッ】
【ピッー!!!】
名前「!」
白髪の大柄の選手がシュートを決めた
そのシュートは綺麗な直線、長距離かつ大人数の間を針に糸を通す様なそのシュートは
ゴールに入った。その瞬間…
名前に衝撃が走った_
生まれて初めての衝撃だ、蒼はその選手に
顔を赤く染めて見惚れてしまう
名前「(な、なに?今の…あんな綺麗で凄い
の…初めて見た!)」
周りの人達は声を上げて喜ぶ
そして、シュートを決めた選手の名前が映し出される
名前「ノエル・ノア…!」
名前はその名前を見て、確信をした
名前「サッカー…!」
名前は近くのスポーツショップに駆け込むと
スマホを取り出してサッカーに必要な備品を調べると片っ端から買う、お小遣いなどは貰っていたが使い道がなく持ち腐れ状態なので多くの備品を買えた。
名前「ハァ…ハァ…」
名前は多くの備品を抱えながら
近くの公園まで走る、その走る蒼は笑顔だった
名前「よし、まずはリフティング!」
名前は靴をスパイクに履き替えて
ワイシャツの袖を捲るとスマホで簡単なプレーを調べながらボールをただひたすら蹴る
だが…
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作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年3月1日 0時